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ラ・ロシュフーコー『人は、他人と違っているのと同じくらい自分自身とも違っている時がある。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

自分はもちろん、他人とは違う。自分は自分だ。親子でさえ夫婦でさえ、違う人間だ。だから違う。それはすぐにわかる。だが、『自分自身とも違う』というのはどういうことだろうか。例えば、こういう経験はないだろうか。『自分の声を録音して、それを聴く』と、声が違って聞こえる。あれと同じ考え方だ。

 

実際にはあれは、『耳に伝わる伝導の手段が違う』から異なって聞こえるのだが、そんなことを知らない時代は、ずっと自分の声が、もっといい声だと思っていた。しかし録音した声を聴いてみると、なんだかちょっと甲高い声で、思っていた声と違っていたりすることがある。こういうことがあるのだ。つまり、『自分が認識している自分とは、違った認識をしている他人』がいる。声だけではなく、性格も、見た目も、印象も全てそうだ。

 

印象

 

自分は『優しい』と思っていた。だが実際は『易しい』だけだった。どこにでもいる、誰にでも出来る『易しい』選択肢しか選んでいなかったからだ。

 

自分は『強い』と思っていた。声も大きいし、意見も曲げない。口論になっても殴り合いになっても別に関係ないと思っていて、事実、それを避ける人を見て(弱いな)と思ってきた。だが実際は『負け犬の遠吠え』をしていただけだった。『厄介』な存在だとして認識され、毛嫌いされていただけだった。

 

自分は『人気者』だと思っていた。だが、ただ若くて綺麗な身体をしているから『体目当て』にされているだけだった。あるいは、『お金目当て』にされているだけだった。『地位』、『権力』、『財力』に惹かれているだけだった。ありのままの自分に魅力があるわけでは、なかったのだ。

 

『思い込み』は、時に一歩踏み出す起爆剤になることもある。だが、そのままその勘違いが助長されてしまうと、取り返しのつかない失敗を経験することになるだろう。

 

 

 

 

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