偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
だとしたらその人物は『全世界』も知っていることにはならない。最低でも、人間、動物、昆虫、微生物、自然、知識、技術、それら全てのことがこの地球における『全世界』ということになるのだ。その中には当然、自分も含まれているのである。
さて、少し話を掘り下げて、あるいは違った角度から考えてみよう。例えば、村に隔離されている人間がいるとしよう。そこで生まれた子供がいるのだ。理由はちゃんとある。そこに住む大人たちは皆、過去に子供を惨殺されていて、理不尽な思いを体験している。
自殺も考えた。生きている意味がないからだ。そんな世の中を、生きていく必要は無いからだ。そんな薄汚れた世界で生きるくらいなら、真っ白い世界を創りたい。金はかき集めて、あった。だから山奥に皆で土地を買って、その周りを警備員を雇ってパトロールさせ、秘密を守りながら、社会から隔離して生きていくことにしたのだ。
そして子供が生まれた。子供は、そこが全世界だと思っている。その子供は、その隔離された村ですくすくと成長し、この世について思慮を張り巡らせたり、詩を書いたり、神に祈ったりして穏やかに生活した。

ああ神様!今日も素敵な日をありがとう!美味しい食事と、愛に溢れた両親や友人に恵まれていることを、感謝します!
…彼女は知らない。その間にも遠いその星のどこかで、理不尽に人が殺されてしまっている事実を。
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