偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本の作家 吉行淳之介(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
『男と女が一緒に暮らしてゆくために必要なものは、情熱でもなく、肉でもなく、それは忍耐に違いない。相手の現在をきらめく光が取り囲んでいたとしても、それはやがては消え去って、地肌の醜い部分が露出してくる。それにたじろがずに見つめ、自分の中に消化しようとする。しかし、消化しきれない部分が常に残り、絶え間ない違和感と生ぬるい苦痛とを与えてくる。それを忍耐することが、男と女が暮らしてゆくために最も大切なことだ。』
言いたいことはよくわかる。それに、それを言っているおしどり夫婦も多い。つまり、実際に夫婦生活が上手くいっているおしどり夫婦が、そう言っているのだ。その妻は、ある時は夫の浮気を忍耐し、その夫は、ある時は妻の老化に忍耐する。それぞれが、それぞれの低下し、衰えた部分を忍耐することこそが『愛』であり、夫婦とは、愛し合う関係性なのだ、と。それはよくわかると言っているのだ。
しかし、それでも私は『忍耐』という言葉は好きではない。だから、『粘土』という表現を使いたい。まるで、粘土の様に相手の型にはまることは、相手にとってとても都合がよくなり、居心地がいい。しかし、こちらの『粘土』という要素は、いくら相手の型にはめてあげたと言っても、全く変わることは無いのだ。粘土は粘土なのである。ここにあるのは『忍耐』ではなく、『柔軟性』である。
自分の実質的な要素を変える必要はない。しかし、最愛の伴侶の為に、それを表層的に合致することはひどく重要で、それこそが『夫婦愛』であると、私は考えたい。
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