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やなせたかし『正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本漫画家 やなせたかし[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

そう単純に考えるのは、子供までだ。大人が考えなければならないのは、『正義』という概念の正確性についてである。やなせたかしは、クリスチャンだ。

 

(訂正:これは2013年あたりに書いた記事で、ちょうどその頃は彼がクリスチャンだったという噂が立っていた時期だった。ネットであまりにも信憑性のある記事があったし、つじつまも色々とあったので信用した。当時は私もネットの記事をそう疑っていたなかったのである。だが、彼がクリスチャンだと考えても誰も文句はない。そういう人格者だった、という仮定で考えていこう。

 

つまり、アンパンマンは当然モデルが

 

キリストである。

キリスト

 

聖書とパンとブドウ酒は、繋がっている話だ。聖書の中に、パンを与えるという話が出てくるわけである。従って、このやなせたかしの発言を、そのまま鵜呑みにすることは、クリスチャンの両親を持ち、それを強要された私からすれば、軽薄である。要は、『聖書に書いてあるからいい』とか、『クルアーンに書いてあるからいい』とか、そういうことで例えば、『聖戦』などとして、人を殺す行為がある。

 

彼らからすれば、ただ『正義』を全うしているだけなのだ。しかし、異宗教徒は、それに首をかしげるわけである。だとしたら、この『聖書に書いてあるパンを与える行為』というものとて、それと同じ考え方で考えなければならない。

 

いや、確かに『人を殺す行為』と『パンを与える行為』では、後者の方が『正義っぽい』わけだが、それはただ『人間がそう思うだけ』なのだ。例えば、人々の生活の利便性の向上のために、道路を埋め立て、森林を伐採して便利なアイテムやインフラを整備する。その時、埋め立てられて絶滅してしまった生命がいるわけだが、それについては、どう説明するつもりだろうか。また、人間の無意識のところで踏み潰されてしまったアリは?

 

困っている『人』を助ける為に、『その他の生命』がないがしろにされる。人間だけが慰め合って喜んでいる裏で、人間の目に見えない部分で、脅かされている生命の存在がある。宮崎駿は言った。

今は、人間の都合のいいものだけが自然だと思われています。蚊やハエは要らないものだから自然ではない。殺したって構わないんです。でも、そのような人間中心主義的な考えは根本的に間違いだと思います。人も獣も木々も水も、皆等しく生きる価値を持っている。

 

『正義』とは、そう簡単なものではない。しかし、私が数々の偉人の言葉と向き合って内省してきて、捻出された、とある言葉がある。それはこうだ。

 

『歪んだ正義があるなら、その基準となる正義がある。だが、それが本当に正義だと決めつけるのは人間本位だ。しかし、間違いなく歪んだ正義がある。だとしたら、こう結論付ければ間違いが無さそうだ。『正しい正義はある。だが、その正義の光は、まだ弱い。』

 

これからその正義の光を強くしていくことは十分に可能だ。

 

 

 

 

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