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安岡正篤『歴史はくり返す。たいていのことは古典の中にある。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『歴史はくり返す。たいていのことは古典の中にある。何千年もたっているのに、人間そのものの根本は少しも変わっていない。自分が創意工夫し、真理を発見したと思っているが、それは大変な錯覚で、すでに古典にのっていることを知らないのだ。』

 

まず知るべきなのは、『四聖』に数えられる、

 

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリストだ。

キリスト

 

ドイツの哲学者、ヤスパースは、『偉大な哲学者たち』の第一巻をこの四人にあてており、彼らを『人間の基準を与えた人々』とみなしている。彼らが突き詰めて、あるいは説いた『真理』というものは、2000年、2500年という月日が流れても、価値を失うことは無い。当たり前だ。『真理』というもの自体が、そういうものなのだから。

 

例えば、『1+1』の答えが、1万年後に変わっているだろうか。そのようにして、永久的に変わらない『真理』というものがある。それを説いたのが、彼ら四聖なのである。また、経済学の巨人と言われたガルブレイスは、1636年のチューリップ狂の経験以来、 何も変わらないある法則を見極め、こう言っていた。著書『バブルの物語』にはこうある。

『個人も機関も、富の増大から得られるすばらしい満足感のとりこになる。これには自分の洞察力がすぐれているからだという幻想がつきものなのであるが、この幻想は、自分および他の人の知性は金の所有と密接に歩調をそろえて進んでいるという一般的な受け止め方によって守られている。』

 

 

ガルブレイスに言わせてみても、もう400年以上もの間、人間は同じ過ちを繰り返しているのであり、それはまさしく、人間の根本が恒久的に変わらず、未熟であることを示唆しているのである。

 

マルクスは言った。

 

人間に知性があるというのなら、茶番をやめなけばならない。

 

 

 

 

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