武者小路実篤『自己を責めることを知っている者は善人で、他人ばかりを責める者が悪人だ。』

08/10/2019

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本の作家　武者小路実篤（画像）[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
[adrotate banner=”6″]

考察

ロマン・ロランはこう言い、

『自分を買いかぶらない者は、本人が信じているよりもはるかに優れている。』

オー・ヘンリーは言った。

『私は正直者ですと自分でいう者は、決して正直者ではない。私は何も知りませんという者は良く知っているし、私は何でも知っているという者はほら吹きである。何も言わない人間は賢明な人か、利己主義かのどちらかである。』

そして、ソクラテスは言った。

『知者だと思い込み、『無知の知』を知らない人は知恵を求めようとしない。』

自分のことを棚に上げて、あるいはそういうつもりはなくても、盲目的になり、視野に入れられず、死角となり、結果的に自分を戒めることが出来ず、その代り、その目が他人へと向けられ、他人の悪い点だけをピックアップし、起きている事象の責任を全て他人や周囲に転嫁する。こういう人は、別に珍しくない。これらは往々にして、人間がよく陥る現象である。

精神未熟な時代に、無意識にやっているのであれば、まだ取り返しはつく。だが、それ相応の経験を積み、歳を重ねた人間が、意識的にそれをやるのは、越権行為であり、傲慢不遜である。

[adrotate banner=”7″]