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ムンク『生の不安も病もなければ、私はまるで舵のない船だったろう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

ムンクはこうも言った。

 

そこにも書いたが、ムンクは、自身が15歳になる前に母、姉、弟を亡くした。

『病魔と狂気と死とが、私のゆりかごを見守っていた黒い天使。』

 

そう言ったムンクが、芸術家として完成する為には、負の要素というものは必須のものだったのかもしれない。例えば、甲殻類のアレルギーを抱えている人が、エビやカニに対して神経質になり、あるいは、ダニアレルギーの人が、ハウスダストに警戒し、あるいは潔癖の動きを見せる様に、人間というものは、自分の意志とは無関係の『どうしようもない要素』に、無意識にでも方向を強制されている場合がある。

 

舵がなくても、船は一応前に進むことが出来る。ただし、方向転換をすることは一切出来ないわけで、だとしたらそれが船として成り立つかどうかは疑問だが、とにかく進むことは出来る。しかし、方向転換が出来ない船なんて、もぬけの殻と同じだ。どこで迂回し、どこで左折し、どこをどれだけ航海するか。その選択こそが、自分の人生が存在している証拠なのだ。

 

自分が持って生まれた間違いなく存在する要素。その要素を持って、悔いに無いように航海する。人間に出来るのはそれだけなのだ。『それしかできない』のではない。『それができる』のだ。

 

 

 

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