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正岡子規『良句もできるが、駄句もできる。しかし、できた駄句は捨てずに書きとめておかねばならない。自分のつくった句を粗末にして書きとめておかぬひとは、とてものこと、一流の作者にはなれない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

私の部下に、同じ過ちを何度も繰り返す人間がいる。『何度も』だ。この言葉は、2,3度のケースで使う言葉ではない。100、いや、300を超えるものもある。『異常』なのだ。どちらにせよ、『正常』ではない。

 

エアコンの掃除で考えてみる。人間一人一人は、『エアコン』である。そこからどういう送風をするかで、自分も含めた周囲の人間の環境への印象は変わる。清々しい送風をするのであれば、そこにいる人々は皆、笑顔に包まれる。だが、もしこの送風に『20年掃除をしていないが故に放たれている異臭』が混じっていたならば、そこにいる人々は、どういう気持ちになるだろうか。

 

 

彼は言った。

 

僕は、自分の汚れを見たくないんです。

 

つまり、内省どころか、反省もしない。だからその異常な数の同じ過ちを犯し続けていたのだ。私は基本、温厚極まりない性格で、ほとんどの初見の人が、『おとなしくて物腰やわらかい人』と捉えると言っていいほど、それに徹しているが、『メリハリ』が効いていて、もし私が本気を出したら、『スパルタ』の英雄たちにも負けず劣らずの鬼に豹変し、しかもそれを別に『鬼』だと思わない。

 

その強度での教育を『7年』やって、今は、大分かつてよりはマシになった。しかし、異常は異常だ。それに対する教育も、異常でなければならない。どちらにせよ、『普通』と言われることをやっていたからこそ、彼の様な人格が出来上がったのだから。彼は6年半という時間をかけて、ようやく自分の心と向き合う『内省』を始めるようになった。もちろん、私はもう初月からそれをするよう指導していたのだ。『普通』のやり方で。だが、やらなかった。そして時間だけがいたずらに過ぎていったのである。

 

内省では確かに、『エアコンの汚れ』を見ることになるだろう。異臭もするし、手に汚れも付く。だが、それで掃除をして喜ぶのは、本人だけではないのだ。そのことについて、じっくりと考えなければならない。そう考える時間も、内省の時間の一つなのだ。

 

ネルソン・マンデラはこう言い、

 

三浦綾子はこう言い、

 

そしてリンカーンもこう言った。

 

たった一度の人生を、悔いの無いように生きたい。

 

 

 

 

 

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