偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
やり過ぎてもダメだ。やらなさ過ぎてもダメだ。重要なのは、『過ぎ』ではなく、『ほどよく』ということである。
孔子の言葉の超訳として書いたのは、
この記事だ。そこに書いた福沢諭吉と尾崎行雄のやりとりは、この話の階層を一つ、深くする。更にそこから階層を深くするためには、
つまり、釈迦が『ブッダ(悟りを開いた者)』になる為に見極めた、『中道』という極意だ。釈迦は、自らの身分であった王族という事実の関係もあって、29歳までにありとあらゆる快楽を味わった。しかし、そこから35歳までの6年間は、打って変わって、ありとあらゆる苦行を味わうことを決意し、そしてその通りに実行した。しかし、釈迦は『ブッダ』になることは出来なかった。
釈迦がブッダになる為に必要だったのが、『中道』を見極める目を持つこと、そして『内観』という、瞑想行為だったのだ。この場合で言えば、快楽を突きつめた場所にいるのは、およそ『人間』には見えない。そして、その反対に苦行を突き詰めたとしても、その延長線上にあるのは『死』である。
確かに、人間のこの身体なんて、汚れそのものなんだから、生きている間は苦行を強いて、死んだ後の世界に期待する、という考え方もあるが、しかし、いたずらに自ら死に向かうようなことを考えるのは、『人間だけ』なのだ。そう考えると、人間が最も重視したいのは、『自然』である。
ほどよく、良い加減で、中道的に、自然に。
しかし、そんなことを考えているのは人間だけだ。そう考えた時、見えて来る一つの道こそが、真理だ。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』
第32の黄金律 『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』 流動変化するこの世の真理を知り、それに最適化し続けよ。 &...
あわせて読みたい


『知者?無知者?自分が振る舞っている人格はどっちだ。』
第35の黄金律 『知者?無知者?自分が振る舞っている人格はどっちだ。』 『無知の知』。それは、『人間は生涯、全知全能になることはできない』ということを悟る...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


ホラティウスの名言・格言一覧
南イタリアの詩人。生誕紀元前65年。男。クィントゥス・ホラティウス・フラックス(画像) 名言一覧 『毎日自分に言い聞かせなさい。今日が人生最後の日だと。あるとは...