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ホーソン『寛大は正義の花である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]アメリカ作家 ホーソン画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

『正義の花』が『寛大』なのだから、つまり『悪の花』が『狭量』だ。受け入れる器の大きさの話である。自分のことだけを考えている人間は、自分本位、自分勝手、自己陶酔、自己中心的に蝕まれていて、どの道入るスペースが自分の分だけしかない。こういう人間に正しい義など遂行できるわけがないのだ。

 

正しい義とは、自分が仕事で疲れていても、その座った席を老人や妊婦に譲れるかどうか。マザー・テレサが路上で困っている人を見つけては助けた様に、あるいは、モンテーニュが、

 

という様に、時には自分の命までをも投げ打って、人の命を助けるという、尊い行いのことを言う。自分の事を一番最後に考えることが出来るか、自分の事しか考えていないか。往々にして正義の花が咲くのは、寛大な人間の側である。

 

ソクラテスは言った。

ソクラテス

 

正義のためには自分を犠牲にするときがある。ある人から見るとその行為はとても愚かな行為に見えるかもしれないが、それはただの勘違いだ。その人はきっと損得に支配されていて、自分の私利私欲が満たされ、一日でも生きながらえることが賢いと思っている。だが、見るべきなのは以下の黄金律である。

 

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例えば、幼少の頃に亡くなった命はどうするのだろうか。人の10倍の速度で年を取る奇病を患った女性の命はどうするのだろうか。17歳で死んだ天草四郎は、31歳で死んだ坂本龍馬は、33歳で死んだイエス・キリストはどうするのだろうか。

 

『一日でも生きながらえることが賢い』のであれば、彼らは皆『馬鹿』ということになる。その事実をそのまま受け入れるような人間に『賢い』人間などいないのである。人間には、やらなければならないときがある。どのみち延長線上にあるのは死だ。今その死を避けたところで、いつか必ずその命は終わることになる。

 

命

 

『寛大は正義の花である。』

 

ある男が自分の命を投げ捨てて、人の命を助けた。その人は助かった。彼は一体どういうつもりでその人を助けたのだろうか。彼は目の前で起きてしまったことを見て見ぬふりをして生きながらえる人生に虚無を覚える、真の勇者だ。

東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅で今年2月、自殺を図った女性を助けようとして電車にはねられ殉職した警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦警部(当時53歳)をたたえる「誠の碑」の除幕式が16日、同駅前で開かれた。式には遺族や地域住民、警察官ら約230人が参列した。

 

記念碑は宮本警部の勇気ある行動や命の大切さを末永く伝えようと駅に隣接する交番前に建てられた。式では設置を進めた地元の南常盤台2丁目町会長、小林保男さん(68)が「命をささげながら職務を全うした行為に多くの人が心を打たれた」とあいさつ。宮本警部の妻礼子さん(53)らが幕のロープを引くと記念碑が姿を現し参加者から大きな拍手が送られた。

 

碑は御影(みかげ)石製で高さ1メートル75センチ。3本の柱が球(直径45センチ)を支える。宮本警部が警察学校の卒業アルバムに寄せた「誠実」「誠心」「誠意」という思いを表しているという。【吉永磨美】

 

私は彼のような生き方をした人間を忘れない。これは今から11年前、2007年のことである。

 

 

 

 

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