index

ヘンリー・ミラー『過去にしがみついて前進するのは、鉄球のついた鎖をひきずって歩くようなものだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

例えば、『ロープ』がある。

 

ロープ

 

このロープの端から端までの間が、『人生』である。途中、『結び目』の様なものがある。それは『未解決問題』だ。未解決のままでも、とりあえず見て見ぬフリが出来るし、前に進める。そういった短絡的な事実から、人は、この『結び目』を放っておくことがある。

 

孔子は言う。

 

ここにも書いた。あるいは『割れ窓理論』とは、『建物の窓が割れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓も間もなく全て壊される』という理論で、戒めである。この『結び目』を放置しておくと、やがて前進に支障をきたすことになる。そこが突っかかって、身動きが取れなくなることがあるのだ。

 

周りの人を見渡すと、紐を手繰り寄せ、前進していく姿が見える。なぜなら彼らは、窓が割れたと思ったら、紐がこんがらがったと思ったら、すぐさまそこを補修、修正、解決していたからだ。

 

それでも自分はその『結び目』を見て見ぬフリをしようとする。隣人に焦り、人にどういわれるかを気にし、見栄と虚勢に支配され、(前進、前進)と呪文のようにつぶやく。しかし、『ツケ』は必ず帰ってくる。

 

ロープ

 

いずれその未解決問題の放置が仇となり、自分の人生の『前進』を、ひどく足引っ張るだろう。『過去にしがみつくな』という言葉は、『過去を隠蔽しろ』という言葉ではない。ここを間違えて思慮を放棄し、なるべく物事を考えないで済む生活スタイルに依存して破綻した人間を、何人見たことだろうか。例えばこの記事に登場する人物たちはどうだ。

 

あわせて読みたい
『人間の知性の高さと器の大きさは、受け入れなければならない事実に直面した時の、受け入れる時間の長... 意味 凡人は騒ぐ 受け入れなければならない事実があったとする。それを、すぐに受け入れたとする。それが出来る人はとても賢い。普通なら『青天の霹靂』などと騒ぎ立て...

 

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『生きるのは過去でも未来でもない。『今』だ。』 第3の黄金律 『生きるのは過去でも未来でもない。『今』だ。』   明日があるとかないとか、昨日までに何があったとか、そんなことは関係ない。先延ばしにするな。...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
ヘンリー・ミラーの名言・格言一覧 ヘンリー・ヴァレンタイン・ミラーとは(画像) アメリカの作家。生誕1891年。男。 名言一覧 『人生とは、二気筒のエンジンで440馬力を出すことだ。』 『安全な道を求...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次