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フロスト『1日8時間、誠実に働け。そうすればようやく人を使う立場になり、1日12時間働くことになる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

これを皮肉と取るか、知性と取るか。まず、皮肉と取るなら、これを考えた時『金持ち父さん 貧乏父さん』に出て来る、『ラットレース』という概念を避けて通れない。ネズミがカゴの中で、風車で回り続けているシーンを思い浮かべればいい。あのネズミの様に、終わることのないレースを永久に走り続ける。そんな人間の愚かな性や、すっかりと蔓延しきった常識を揶揄し、あるいは新たなる見地を教えてくれる叡智である。

 

詳しくは、ドン・へロルドの記事、

 

に記載した。一日8時間、真面目に、誠実に働く姿はとても堅実だ。好ましくて、好印象で、非の打ち所がない。しかし同時に、それ以上の評価を付けることも無い。

 

 

『ようやく』人を使う立場になったところで、上がる給料はせいぜい10万か20万だろう。いやもちろん、とてつもない金額だ。それを馬鹿にすることがあってはならない。しかし、恐らくその後、それ以上の報酬を得ることは難しい。何しろ『ようやく』その立場になったのだ。後は『気づいたら』、定年になっているだろう。

 

それに、部下が出来たなら、部下の責任は自分の責任だ。自分が会社を早く切り上げ、家に帰ったとしても、部下が不祥事を起こしたら部下の為に会社に戻らなければならない。不祥事を起こさなくても、家でその部下たちの管理の為の資料をまとめなければならない。それは採算が合うだろうか。いや、合うというのなら、それでもいい。

 

そして、この話が『知性』についての話なのであれば、自分の会社で、部下が出来て、従業員が増えれば、自分の稼働時間の限界以上の仕事が出来るようになる。単純に、二人必要な仕事を断っていたのが、断らなくていいようになる。あるいは、連続して交代で12時間は持ち場につかなくてはならない状況も、交代制により、その実現が容易になる。無理をしてではなく、容易になるのだ。交代すればいいだけだからだ。

 

 

どちらにせよカギは『人を使う』ということだ。しかし、自分で雇った従業員と、大きな会社の組織上での部下とでは、同じ上司と部下とでも差があるように見える。このことについて考えられる人間は、恵まれている。大体の人はもう既に、枠に収まっている。

 

 

 

 

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