偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
まず考えるのは以下の言葉である。
byラポック
これでもう十分だろう。そもそも、人と比べている時点で、間違いなのだ。猫に生まれたのに、犬に憧れるようなものだ。その犬が、猫に憧れていたらどうする。全ての存在が、他の存在に憧れることなど、あるいはそれと比べて卑下することなど、間違っている。
エマーソンは自身のエッセイ『独立独歩』で言う。
『だれでも教育を受けている過程で嫉妬は無知であり、模倣は自殺行為にほかならないという確信に達する時期がある。』
我々は、たった一度の人生を生きているのだ。
追記:これは私の部下の話だ。部下は入社してもう10年が経った。波乱に満ちた10年だった。そしてこれからの時間もそうなることだろう。
彼は最初、営業の結果でほかの社員と明らかな差が出るとこう言った。

まあでも、彼の方が先に社会に出ているので、それは当たり前かなって。
そして、甘えが染みついたその考え方を問われたとき、ある感想文的なアンケートには、こう書いた。

こんなに親に甘やかされて育てられ、僕は哀れだ。
なんという愚かな考え方だろうか。しかし、これが10年前、23歳の彼の実態だ。彼には徹底的な『矯正』が必要だった。それが、この10年間が波乱に満ちた時間だった理由である。
『人間は、自分が他人より劣っているのは能力のためでなく、運のせいだと思いたがるものだ。』
そこから彼が『インサイド・アウト』を理解するのに、どれくらいの時間がかかったと思うだろうか。答えは、未だに完全に理解できていない、である。プルタルコスの言葉は重い。
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