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フランシス・ベーコン『若い時は、一日は短く、一年は長い。年を取ると、一年は短く、一日は長い。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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目次

考察

これを例えば『義務、責務』というキーワードと照らし合わせると、つじつまは合ってくる。若いときは、それが少なく、それに対する意識も低い。従って、私利私欲という衝動に突き動かされ、自由奔放に毎日を浪費し、そういう時間は往々にしてあっという間に過ぎていくものである。

 

私も、毎年のように夏には海やプールに行き、日焼けをして酒を飲み、騒いで寝転んで遊びまわっていた頃は、一日の時間など、過ぎるのは一瞬だった。しかし、年齢を重ねると、それらに対する意識が強くなる。仕事上の責任も増えたり重くなるし、家庭が出来れば、それだけの責任が増える。

 

刹那的な生活はもう送れない。常に建設的であることを求められ、従って、知らぬ間に『義務、責務』が山積みとなり、時には我慢してストレスに耐えなければならないことも、たくさん増えて来る。ストレスに耐える時間は、想像を絶するほど長い。かつては、誕生日会を毎年やるたびに感慨深さが増し、ケーキに立てるロウソクの火の数が増えることに喜びを覚えた。

 

同時に、もう二度と後には戻れない刹那のその瞬間を満喫しようと躍起になり、あるいは、小鹿が生まれたての足取りおぼつかないあの頃を思い出すかのように、自立して、大人の仲間入りをしていることに感動を覚え、浸り、一年の間に割り振られた貴重な時間を振り返り、人生を最大限に謳歌することに努めた。

 

 

だから刹那的な行動もたくさん取ったし、それゆえに一日の時間は早く、一年の時間は、長く感じていた。

 

しかし年齢を重ねて責任が増え、今度は、『大人』の変わりに『死』が一歩一歩近づくことを意識するようになり、悔いのない人生を生きるために、毎日をより一層充実させることに躍起になり、しかも青春時代とは違い、自分以外の人の人生の事も背負い、考えていくようになることで、一日にやるべきことは増え、そして一年はあっという間に過ぎ、『死』に近づいていく。

 

時間の感覚は、相対的(人それぞれ)だ。一概に言えることではない為、自分は違うという人もいるだろう。しかし、それを踏まえた上でベーコンの言葉を考えるとき、見えて来るのは、『義務、責務』、そして『使命』というキーワードである。我々は何のために生き、そしてその命をどうしていくべきか。どちらにせよ言えることは、『悔いのない人生を』。この言葉に尽きるのである。

 

 

 

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