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フランシス・ベーコン『富を軽蔑する人間をあまり信ずるな。富を得ることに絶望した人間が富を軽蔑するのだ。こういう人間がたまたま富を得ると、一番始末が悪い人間になる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]イギリス哲学者 フランシス・ベーコン画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察

拝金的な人間が、『膨張』して見事に『破裂』するパターンを、我々は何度この目で見てきたことだろうか。往々にして彼らは、『金を稼ぐ』ということに対する考え方が歪曲している。

 

渋沢栄一の『論語と算盤』にはこうある。

(かの孔子、孟子の教えを、孔孟教というが、これは『儒教』のことである。儒教は別名『孔孟教』、つまり『孔子と孟子の教え』だ。)

その孔孟教の誤り伝えたる結果は、『利用厚生に従事する実業家の精神をしてほとんど総てを利己主義たらしめ、その念頭に仁義もなければ道徳もなく、甚だしきに至っては法網を潜られるだけ潜っても金儲けをしたいの一方にさせてしまった。従って、 今日のいわゆる実業家の多くは、自分さえ儲ければ他人や世間はどうあろうと構わないという腹で、もし社会的及び法律的の制裁が絶無としたならば、かれらは強奪すらし兼ねぬという情けない状態に 陥っている。

 

(中略)義利合一の信念を確立するように勉めなくてはならぬ。富みながらかつ仁義を行い得る例は沢山にある。義利合一に対する疑念は今日直ちに根本から一掃せねばならぬ。

 

 

『義』を軽んじた人間は、『利』だけに傾き、例外なく淘汰される。この人生の黄金律から目を逸らし、破綻した人間のなんと愚かな事か。かくいう私とて、人の事は言えない。これから先だって、いつどんな落とし穴や誘惑が潜んでいるかわからないのだから。

 

宝くじで一億円を当てた人間が、男の欲望を9割叶えた後、何をしていいかわからず、結局無駄な浪費で全て使い果たしてしまい、無一文に戻ったという話がある。金を軽蔑した人間は、いくら大金を掴んでも金とは上手くやっていけないのだ。つまり、『金さえあれば』というように考える拝金主義者も、金を軽蔑している。私自身もそうだったし、そんな私の周りにいた人間にもそういう人間が多かったが、私も含めてそういう人間は、始末の悪い人間であり、取るに足らない人物だった。

 

 

 

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