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フォスディック『人を憎むものは、ネズミ一匹追い出すために、家全体を焼き払うようなものだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

アメリカの小説家、ヘンリー・ミラーのこの言葉と合わせて考えると、

 

この言葉に更に味が出て来る。この二つの言葉で諭されている人間の共通点は、この世が、人間が、『純粋無垢で清廉潔白、かつ闇も泥もない真っ白な世界』だと思っているところだ。

 

 

しかし実際は違う。光も白もあるが、闇も黒もある。それがこの世界の実態だ。人間とて同じだ。

 

シェイクスピアは、

 

と言っていて、聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。

『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』

 

つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。

 

 

その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した(差した)』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。

 

ソクラテスは言った。

 

この世には、泥も魔性もある。ある人から見れば悪の象徴でも、またある人から見れば救い主なのである。その様なダイバーシティ(多様性)の中で生きていること、生物多様性、そして循環される地球と生命の仕組みを考えれば、ある特定の色以外を否定する生き方は、傲慢である。

 

ただし、『優位にする』という発想は正しそうだ。『聖性を優位にする』のであり、『光を優位にする』のだ。腸内の善玉菌と悪玉菌も同じ。また、ネズミや害虫とて同じことだ。駆除したと思っていても、実は巣にまだ存在している。だが、駆除、対策をすれば劣勢になる。そして人間が優位になる。

 

これで文句はあるまい。人間は、ネズミをその眼で見ることさえなければ騒ぎ立てない。しかし実際には存在しているのである。『魔が刺した(差した)』という人は、『魔性を優位にした』のだ。こういう図式を頭に入れたい。

 

追記:正直に言って、ここに書いたことは重要である。とてつもなく重要だと言っていい。キーワードは、聖性を優位、魔性を劣位だ。光を優位、闇を劣位だ。これはもしかしたら、人間がたどり着ける最終到達地点だ。

 

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