偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]ドイツの哲学者 ニーチェ(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
個人の気は確かだが、それが複数人になると狂いだしてくる。だとすると、人は人数が多くなればなるほど主体性が欠如する傾向にあり、自分以外の人間にどう見られるか、何と言われるかを気にし、見栄と虚勢を張り、あるいは偽って、同調、追従し、自分の意志を埋没させてしまう可能性があるということだ。そうすれば自分の身が安全だからだ。『出る杭』として打たれることはない。『触らぬ神に祟りなし』ということなのである。
『会衆、モッブ、パニック』という集団心理について考えてみたとき、『会衆』とは、受動的な関心で集まった人達の事。『モッブ』とは、強い感情に支配された集団の事で、暴動が起きるケースなどにあたる。『パニック』は、突発的な危険に遭遇して、群衆全体が混乱に陥ることであるが、だとすると群衆に主体性はない。
人間というものは、個人個人で見れば賢明なように見えるのだが、ひとたび人数が集まってしまうと、その環境に支配されてしまい、一人の時の凛とした態度や、毅然とした矜持を忘れてしまう傾向がある。
『時代』で考えても同じことだ。とにかく人間は、自分以外の他の『うねり』に自分を支配され、流され、気が付けば間違った皆で仲良く間違った方向へ足を踏み外していた、ということが起こり得る動物なのである。そのうねりに従っていれば無難な生活を送れる。そのうねりに逆らってしまえば、一人、浮いてしまうことになる。従って、その『浮く、浮かない』を選択している人間は一見するとても理性的に見えるが、そうして俯瞰で見ると、結局一人一人の気が狂っているから、大きなうねりも狂ってしまうのである。
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