偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]オーストリアの経済学者 ドラッカー[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
組織の経営や管理に関する新しい概念を生み出した功績から『経営学の父』と称され、20世紀のおける最も偉大な思想家の一人として数えられるドラッカー。だが、そんなドラッカーの人生にも、貧乏な時代があったというのだ。
27歳頃、定職はなく、女子大の非常勤講師やヨーロッパに対しての経済レポートを提出して、細々と暮らしていた。それでも、彼は腐ることなく将来の目標に向かって執筆活動を行った。ここで考えるべきなのは、次の概念である。
- 10年ルール
- 1万時間の法則
- クリティカルマス
- 弾み車効果、
- 量質変化
10年ルールとは、『世界レベルの業績に達するまでに少なくとも10年かかる』という法則。1万時間の法則とは、『人が何かに習熟してスペシャリストになるまでにかかる時間』を示唆した法則。クリティカル・マスとは、『量が積み重なって、質的な変化を起こす臨界点』 を指す言葉。
弾み車効果とは、『自動で高速回転している弾み車も、最初は人力の手押しで苦労していた』ということを指す意味。量質変化とは、『量が積み重なると、あるとき質的な変化を起こす現象』の意味。
これらの概念は、ドラッカーの言葉が的を射ていることを裏打ちしている。つまりここでいう『機会』というのは『クリティカル・マス』のことである。だが、それ(量質変化)を迎えるためには、『確かな一歩』を踏みつづけなければ(弾み車を回し続けなければ)ならない。
そうして10年、時間にして1万時間が経った頃、その『機会』は訪れる。その可能性が、飛躍的に高くなるのだ。だからまずは四の五の言わずにやるべきことをやることが重要だ。
作家のチャールズ・ブコウスキーは言う。
努力が実らなくても腐ってはいけない。まだ10年経ってないだけだ。もちろん、『本気で向き合って10年』の為、間違えることのないようにしたい。
追記:2017年4月。ちなみに私も一つのことに集中してなかなかいい結果を出せることがあるが、いまだにこの『本気で向き合って10年』というものをやったことがない。バスケットボール、ボクシング、剣道といったスポーツもそう。絵もピアノもダンスもそう。仕事もそうだ。仕事は転々としてきている。どれもこれもが、長くても『3年』ほどの期間しかやりきっていないと言っていいだろう。
しかし、筋トレ、読書、ライティング、今の仕事などが、もうそろそろその『本気で向き合って10年』に達しようとしている。だからわかるのだが、私はこれらの概念が言われる意味を、理解し始めている。そしてもちろん、真剣さが強くなってくると、(まだまだこれは本気で向き合ってはいない)という事実も見えるようになってくる。
34歳手前。まだまだ私もこれからだ。むしろ今までの期間など、基礎・土台期間にすぎない。
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