偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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考察
まずは『情熱の爆発的な力』ということに着目する。どちらにせよ、ここが源泉だ。何しろ、寝たきりの老人や病人に、街中で暴れまわる力はないのだから。だとしたら、全ての人間の活動の源泉は、エネルギーである。それはもちろん、食事から摂取するカロリーという物理的なものもそうだが、もう一つのエネルギー源と言えば、この『情熱』なのである。
イギリスの詩人、アレキサンダー・ポープは言った。
情熱は、疾風だ。船を前に突き動かす、原動力だ。そして理性は、『羅針盤』なのだ。この場合、羅針盤である理性が、『錯誤』してしまった。そして、思慮分別という『舵取り』を間違ってしまった。そして暗礁に乗り上げたのだ。しかし、それもこれもあれもどれも、情熱というエネルギー源が生み出した、結果の一つなのである。だとしたら、『エネルギー源の存在』自体は、認めたい。間違っているのは、その『持っていき方』だ。
キリスト教の7つの大罪には、
- 傲慢
- 強欲
- 暴食
- 色欲
- 嫉妬
- 怠惰
- 憤怒
がある。人間の『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らの罪の定義とは、上から順に、『利己、無知、執着、罪』である。キリストの言う『罪』とは、紐解くとヘブライ語の『的を外す』という言葉に辿り着き、7つの大罪を見ればわかるが、それらは『欲望を間違った方向に向けた結果』であり、キリストの言う『罪』とはつまり、そういうことなのである。トマス・ホッブズの言葉と繋がった。つまり、『エネルギー源があるのはいい。だが、その持っていき方、あるいは向ける方向を間違えることがあってはならない。』ということなのである。
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