index

陶侃『いつまた都に呼び戻されるかもしれない。その日に備えて鍛錬しているのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

『取締役になれる人、部課長で終わる人』には、こう書いてある。

中国、東晋時代に陶侃という名将がいた。反乱の鎮圧に功績があったが、それを実力者に疎まれ、都から遠く離れた南の果て、広州の長官に左遷されてしまった。すると陶侃は、朝に100枚のレンガを室内から運び出し、夕方にまた室内に運び入れるという作業を自分の日課とした。

『どうしてそんな無駄なことをするのか』

 

と理由を尋ねられた陶侃は答えた。

『いつまた都に呼び戻されるかもしれない。その日に備えて鍛錬しているのだ。』

 

自分が求められる時になったら、すぐに対応できるように備えているというのである。そんな努力を積んだ陶侃は、はたして都に呼び戻されて要職を歴任した。

 

鍛錬

 

世の中というものは、実に愚かな世界である。なぜならここでいう『世の中』というものは、往々にして『人間が作り出す世界(常識・認識)』のことを指し示すからである。人間は恒久的に未熟な存在だ。だから出る杭は打たれる。それは、今も昔もこれからも、変わることのない愚かな人間の常識である。

 

byエマーソン

Pythagoras was misunderstood, and Socrates and Jesus, and Luther, and Copernicus, and Galileo, and Newton, and every pure and wise spirit that ever took flesh. To be great is to be misunderstood….

(誤解されるのはそんなに悪いことだろうか。ピタゴラスは誤解された。 ソクラテスイエスルターコペルニクスガリレオ、 そして、ニュートンも誤解された。古今のあらゆる清純で賢明な魂も誤解を受けた。 偉大であるということは誤解されるということだ。)

 

だが、野球界の打撃の神様と言われた、川上哲治は言っている。

 

この世は最初からそうなっている、と考え、そんな『冷や飯』を出されても決して命の灯は腐らない。『成功者』などという概念があるとしたらそれは、そういう人にこそ、値する。

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『人間が転落するタイミングは決まっている。「得意時代」だ。』 第20の黄金律 『人間が転落するタイミングは決まっている。「得意時代」だ。』   得意になっているとき、自分の足下はどうなっているだろうか。それが答えだ。 &nb...
あわせて読みたい
『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』 第32の黄金律 『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』   流動変化するこの世の真理を知り、それに最適化し続けよ。 &...
あわせて読みたい
『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』   第33の黄金律 『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』   停滞は後退。人は生まれた時から老化していて、この世は流動変化している。   『前進をしない...
あわせて読みたい
『後始末では遅い。前始末をせよ。』 第34の黄金律 『後始末では遅い。前始末をせよ。』   取り返しのつかない悲しい事件が起きた後に動き出しても、もう遅い。   『幸運の女神には、前髪しかない...
あわせて読みたい
『知者?無知者?自分が振る舞っている人格はどっちだ。』 第35の黄金律 『知者?無知者?自分が振る舞っている人格はどっちだ。』   『無知の知』。それは、『人間は生涯、全知全能になることはできない』ということを悟る...

同じ人物の名言一覧

[blogcard url=”https://www.a-inquiry.com/ijin/nietche.html”]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次