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デモクリトス『多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

孔子は言う。

 

その付き合いによって自分の人格が低下していくのであれば、その相手は『愚者』となり、その付き合いによって自分の人格が向上していくのであれば、その相手は『知者』となる。

 

簡単な話だ。これが複雑だと思うなら、それは発信するこの理論が複雑なのではなく、受信した心が複雑なだけだ。例えば、『何が低下で何が向上かがわからない』と言ってしまう者の心は、複雑だ。とても繊細だし、やさしいし、ナイーブだし、センシティブだし、感受性豊かだ。

 

ナイーブ

 

しかし、『やさしい』と書いたところにポイントがある。『やさしさ』とは、『優しさ』と『易しさ』の2通りがある。もしその決断が『安易』なものであれば、つまり刹那的であったり、狭い視野でしか考えられていないのであれば、そこにあるのは『易しさ』だ。取っている選択肢は誰にでもできる、何でもない選択肢だと思った方が良い。

 

本当に目を向けるべきなのは『優しさ』だ。自分も相手も、そしてその子孫も喜んで繁栄する。そういう結果が導き出される行動こそ、ここでいう『優しさ』である。それは文字通り、優れていなければ出来ない。時として相手の負を飲み込み、それを解毒して浄化するぐらいの覚悟と気構えが必要だからだ。自分の人生が彼らの人生の繁栄の為の、代償になることも厭わない気持ちが必要だからだ。

 

その友が自分に取っている選択肢は『易しさ』か『優しさ』か。一度考えてみるのが良いだろう。そして自分自身がそのどちらの選択肢を選んでいるか、自問するのが良いだろう。

 

『多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである。』

 

デモクリトスはこう言うが、これは実際にはこう言うべきである。『友に愚者などいない。友を愚者と言う私も、彼の友ではない。私の友は、皆、知者である。そして、彼が知者であるために、私は彼のでありたい。そして、知者であるべきだ。』

 

 

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