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天皇が『神』なのに『寿命で死ぬ』理由が衝撃的だった!

[say name=”ハニワくん” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2020/01/f_f_object_92_s512_f_object_92_0bg.png”]先生、質問があるんですけど。[/say]

[say name=”先生” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2020/01/f_f_object_119_s512_f_object_119_1bg.png” from=”right”]では皆さんにもわかりやすいように、Q&A形式でやりとりしましょう。[/say]

なぜ天皇は『神』なのに『寿命で死ぬ』の?わかりやすく簡潔に教えて!

天王の祖先がイワ(岩)ではなく、コノハナ(木花)を嫁に選んだからです。

[say name=”ハニワくん” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2020/01/f_f_object_92_s512_f_object_92_0bg.png”]なるへそ![/say]

[say name=”博士” img=”https://www.a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/07/f_f_object_170_s512_f_object_170_0bg.png” from=”right”]も、もっと詳しく教えてくだされ![/say]

天王の一番最初の祖先は『イザナギ(男)』と『イザナミ女)』です。

イザナギの目から『天照大神』、鼻から『スサノオ』が生まれ、日本の神となります。アマテラスが高天原を、スサノオが海を治めるようになります。この天照大御神の孫にあたる『ホノニニギ』が、『三種の神器』を手に地上へ降り、コノハナ(木花)とイワ(岩)に会います。そしてホノニニギは、イワ(岩)ではなく、コノハナ(木花)を嫁にしました。

 

つまり『寿命が永遠の岩』ではなく『寿命の短い花』を選んだせいで、ホノニニギの子孫は神の身分でありながら、人と同じように死んでしまうようになったわけですね。

[say name=”博士” img=”https://www.a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/07/f_f_object_170_s512_f_object_170_0bg.png” from=”right”]うーむ!やはりそうじゃったか![/say]

[say name=”ハニワくん” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2020/01/f_f_object_92_s512_f_object_92_0bg.png”]僕は最初の説明でわかったけどね![/say]

[say name=”先生” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2020/01/f_f_object_119_s512_f_object_119_1bg.png” from=”right”]更に詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。[/say]

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目次

イザナギとイザナミ

[kanren id=”44882″]
[kanren id=”44890″]

 

上記の記事で韓国神話、中国神話について考えてきたが、今回は日本の神話だ。

 

[kanren id=”41492″]

 

この記事を読んだ後に見た方がわかりやすいが、韓国人の祖先が『檀君』であれば、日本人の祖先は『天照大神』となる。

 

[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’『イザナギ(男)』と『イザナミ女)』’] [/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’『天照大御神(あまてらすおおみかみ)』’] [/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’その5代下に初期天皇である『神武天皇』’] [/tl]
[/timeline]

 

[memo title=”イザナギとイザナミ”]アマテラスやスサノオ等多くの神の父神であり、神武天皇の7代先祖とされている。[/memo]

 

天照大御神とスサノオ

[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’イザナギとイザナミが結婚する’]兄弟で結婚することになる。[/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’槍の先で海を混ぜ日本を創る’] [/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’子供ができる’]風の神『シナツヒコ』海の神『ワダツミ』山の神『オホヤマツミ』等。 [/tl]
[tl label=’STEP.4′ title=’しかし火の神を生むとイザナミは死亡’] 火の神『カグツチ』によって火に焼かれ、黄泉の国へ行く。イザナミの死後に出た排せつ物等からも神神が生まれる。[/tl]
[tl label=’STEP.5′ title=’イザナギは黄泉の国へ会いに行く’]イザナミは黄泉の国の神に地上へ戻れるか聞いてみると言うが、黄泉の国にいる間の自分の姿を決して見てはならないと、イザナギに伝える。[/tl]
[tl label=’STEP.6′ title=’しかしイザナギは見てしまう’]イザナミは約束を破ったイザナギに、『人間を1000人ずつ殺す』と言った。しかしイザナギは『1500人産み続ける』と言い、それ以来、毎年1000人が死に、1500人が生まれるようになった。[/tl]
[tl label=’STEP.7′ title=’黄泉から帰ったイザナギは体の汚れを落とす’]このとき、目から『天照大神』、鼻から『スサノオ』が生まれる。 [/tl]
[tl label=’STEP.8′ title=’天照大神とスサノオが日本の神となる’]アマテラスが高天原を、スサノオが海を治めるようになる。 [/tl]
[/timeline]

 

[天岩戸神話の天照大御神(春斎年昌画、明治20年(1887年))]

[kanren id=”41853″]

 

上記の記事でも書いたが、このようにしてやはり神話というのはとても『自由な発想』で作られている。兄弟で結婚するという時点ですでにおかしい。これは、ギリシャ神話等のその他の神話でも見られるシナリオだが、とにかく神話にあまり秩序を求めるのは無理があるという初期設定を理解しておくと、理解が早くなる。

 

とにかくこうして天照大御神は、イザナギの『目』から誕生したのである。この天照大御神の孫にあたるのが『ホノニニギ』だ。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)とも言う。日本書紀に書かれているのは『天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)』とかいう長い名前なので、ここではもう『ホノニニギ』としよう。このホノニニギは、天照大御神から、人間の女を妻にして、日本を治めるように言われる。

 

[memo title=”MEMO”]ちなみにスサノオの方は、暴れん坊だったので天照大御神が怒って岩に姿を隠した。このようなことからも、天照大御神の方が力が上だったことがわかる。[/memo]

 

ホノニニギとコノハナ

[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’ホノニニギが人間の女性を妻にするよう言われる’]祖母にあたる天照大御神から命じられる。[/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’『三種の神器』を手に地上へ降りる’]草薙の剣、八咫の鏡、八尺瓊の勾玉。[/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’コノハナ(木花)とイワ(岩)に会う’]姉妹の彼女たちだが、姉の岩は醜く、妹の木花は美しかった。 [/tl]
[tl label=’STEP.4′ title=’ホノニニギは木花を嫁にする’]この選択のせいで、つまり『寿命が永遠の岩』ではなく『寿命の短い花』を選んだせいで、ホノニニギの子孫は神の身分でありながら、人と同じように死んでしまうようになった。[/tl]
[/timeline]

 

つまり、祖母にあたる天照大御神は人間とは結婚していないので、このホノニニギが日本人の先祖ということになる。そして天皇が神なのに死んでしまう理由は、美しい美貌の木花を選んでしまったからだったようだ。

 

ちなみに『ワンピース』では、この『草薙の剣、八咫の鏡(やたのかがみ)、八尺瓊の勾玉(やさかりのまがたま)』という技を使う最強のキャラクターがいる。海軍大将『黄猿(ボルサリーノ)』である。ワンピースには『ワダツミ』という名前の海坊主も出てくるが、様々なマンガやゲーム等のフィクションで、このような名前を聞いたことがある人も多いだろう。

 

この天照大御神はと三種の神器は、今もまだ日本の『伊勢神宮』に祀られている。天皇に関する重要な行事を行う際は、必ずこのあたりのキーワードがニュースで流れるのを目にすることになる。

 

 

 

最初の天皇『神武天皇』

最初の天皇である神武天皇が生まれた経緯を見てみよう。

 

[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’ホノニニギと木花は3人子を儲ける’] [/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’末息子のヤマサチヒコは潮水の神『トヨタマ』と結婚’] [/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’ウガヤフキアエズを産む’]島国の日本が、海と山の結合をしたという証明となる話。[/tl]
[tl label=’STEP.4′ title=’ウガヤが叔母のタマヨリと結婚’]4人の子供を産む。[/tl]
[tl label=’STEP.5′ title=’末息子の『カンヤマトイワレヒコノミコト』誕生’]これが日本の初代天皇『神武天皇』である。[/tl]
[/timeline]

 

これが神武天皇が生まれた経緯だ。このようにして、現在の天皇へと命が繋がれていったのである。このような天皇神話を信じる宗教を『神道(しんとう)』と言う。

 

神道は宗教?

ちなみに開国した明治の時代に、日本は世界から『宗教の自由』を求めらた。

 

[say name=”外国人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]『宗教の自由』があるべきだ。[/say]

[say name=”日本人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png” from=”right”]神道は宗教ではない。[/say]

 

しかし日本は苦肉の策として『神道は宗教にあらず』という政府の公式見解を出した。そうすれば、キリスト教徒や仏教徒にも天皇崇拝を強要できると考えたのだ。まあ、このあたりの話に関しては以下の記事に書いたので、更に掘り下げたい人は見てもらうのが良いだろう。多くの今を生きる日本人も、天皇を尊重しておきながら、

 

自分たちは宗教をやっているのではない

 

と考えている人が大勢いるだろう。

 

[kanren id=”35240″]

 

私の祖母も30年以上クリスチャンとして教会に通っているはずなのに、ある政治家が天皇へ『一般人と同じような扱い』をしてしまい、つまり、そこにある境界線、一線を簡単に超えてしまった行為を受け、

 

[say name=”祖母” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/女性の人物フリーアイコン素材.png”]わかってないなあ。[/say]

 

と、半ばその政治家を見下し、『天皇と凡人との違いの何たるかがわかっていない』とでもいうかのようにテレビに向かって独り言を言うシーンがあったが、彼女こそ、自分がクリスチャンなのか、神道の教徒なのか、どちらかハッキリするべきだったワンシーンである。

 

しかしこのようにして、特に戦争という天皇の為に命を張った時代を潜り抜けた人間からしたら天皇への並々ならない思いがあるのだ。戦争が終わるとき、ラジオから天皇の声が聞こえたときは、人々は皆正座をして、それを聞いたのである。それはある種、外国の信仰者が、自身の神に対して想う信仰心や敬意と、何ら変わらないもの。この神話を信じるか信じないかは、あなた次第だ。

 

 

該当する年表

[kanren id=”41047″]

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