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タイガー・ウッズ『私はできる限りのことをしている。しかし、ときには自分の思うようにはならない。ものごととはそういうものなんだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

自分の思い通りにならないことはたくさんある。だが、正直、自分の思い通りに事を運びたい。それに、意識すれば自分の思い通りに事を運ぶことが出来ることがある。例えば、タイガー・ウッズら、プロのアスリートがその顕著な例だ。彼らは抗えないこの世のうねりや揺らめきの中で、確かに確固とした自分の気運を巻き起こし、その中で結果を出し、群を抜くことが出来ている。それでもやはり、思い通りに行かないことだらけだ。それはどうにかコントロールすることは出来ないのだろうか。

 

中世の神秘思想家、トマス・ア・ケンピスは言った。

 

そこにも書いたが、タイガー・ウッズイチローといった超一流選手は、なぜあれほどまでに努力を重ねているのに、土壇場になってプレイに乱れが出てしまうことがあるのだろうか。権威ある脳科学者、池谷裕二氏の著書『単純な脳、複雑な「私」』にはこうある。

たとえ同じ場所、同じ距離、同じクラブと、全てを同じ条件して打ったとしても、なぜかうまくいくときと、いかないときがあるんだ。それはなぜかって話。(中略)では、その握力の強弱は、何によって決まるのか、というのがこの論文。結論から言うと、それは『脳の揺らぎ』で決まる。(中略)──ゆらぎ。そう。回路の内部には自発活動があって、回路状態がふらふらとゆらいでいる。そして『入力』刺激を受けた回路は、その瞬間の『ゆらぎ』を取り込みつつ、『出力』している。つまり、『入力+ゆらぎ=出力』という計算を行うのが脳なんだ。となると『いつ入力が来るか』が、ものすごく大切だとも言えるよね。だって、その瞬間のゆらぎによって応答が決まってしまうんだから。結局、脳の出力はタイミングの問題になってくる。

 

芸術家の魯山人は言う。

 

最初からこの世は、自分の思い通りにはいかない。複雑すぎる要素が絡み合って、まるでマグマのようにそれがこの世の表層に、グツグツと表れる。

 

 

意識してコントロールし、何とかそれを部分的に大量放出することは出来ても、その量や、あるいは他の場所から一緒に溢れることを、制御することは出来ない。人間も、この大自然のうねりの中の一つだと考えると、何か見えて来るものがあるだろうか。

 

 

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