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千利休『頭を下げて守れるものもあれば、 頭を下げる故に守れないものもある。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

運営者
ふむ…。

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考察

頭を下げて守れるものは、例えば『会社の信頼』だ。また、頭を下げて守れないものは、例えば『飾った印象』だ。ビジネスパーソンが、自分及び自社の不備や不祥事について、謝罪をすることは、とても健全であり、将来性がある。私なども、少しでも不備があればすぐに怒鳴りつけていた血気盛んな20代の頃でも、その会社の社長が直々に電話に出て謝罪し、家まで謝りに来るという話の流れになった途端、スーッと胸の怒りが収まって、相手を許せる気持ちになったものである。

 

その社長につないだ部下は、私が社長を論破できないと思っていただろうが、それは、彼が『部下だから』であり、部下というものは、往々にしてそういう思慮浅い人間が多い。思慮深ければ、『部下』に甘んじないからだ。自らの思慮深い意志を有効活用しようと、『上司』へと続く階段をひた歩くものである。

 

『社長』ともなると、自分の判断が社運の全てを握ることを自覚している為、軽薄な受け答えは絶対に出来ない。私の話は社長レベルの人間だけしか対応できない話だったのである。筋が通っていたということだ。単なるクレーマーではなかった。そして、不備はその部下たるアルバイトにあったのである。それを完全に把握した途端、社長が(不備が自分たちにある)と理解し、そういう流れになったのだ。その社長も賢明な人間だからよかった。それでことが無事に済んだ。私は相手がたとえ警察であっても、理不尽なことをしたら必ず謝罪させていたので、その社長が軽薄であれば、もっと大きな問題に発展していただろう。

 

しかし、社長は守ったのだ。会社の信頼を。事なきを得た。そしてアルバイトの部下は、『頭を下げる』ことで、失うなにかを恐れたのである。

 

 

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