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鈴木敏文『変化はチャンスになる。工夫次第で成長は可能だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

つまり、よく『ピンチはチャンス』と言うが、あれの実態の話である。以前、その言葉の意味を理解していない人間が、

 

ピンチはチャンスっていうけど、それが本当なのかはわかりません。でも…

 

などと言って、『後は運任せ』的なニュアンスを込めながら、半ば悦に入りながら、人からどう見られるかを意識しながら、つまり、『他力本願』的な、『射幸』的な感じでスピーチをする人間がいたが、私は(こいつは絶対にチャンスを掴むことはないだろうなあ)と分析し、そして事実、その通りの結果になった。彼らに足りなかったのは、決定的に『主体性』だった。ここで問われる主体性とは、何も人を殺してみせることを望むものではない。誰もそんなことに主体性を見出してほしくないわけで、だとしたら、主体性は主体性でも、『有意義な主体性』と、『無意味な主体性』があるわけだ。

 

彼は、そのスピーチである立場を獲得しようとしていたわけだが、その『立場にいる側』は、その彼を失格させた。つまり、彼は『ニーズ外』だった。そこに主体性を見いだせず、あったとしても『無意味な主体性』しかなかったからだ。例えば企業であれば、『競合他社の店に、火炎瓶投げて来ますよ!』と豪語しても、その無意味な主体性を評価することは、絶対にないのである。

 

彼は、『ピンチはチャンスって言うけど、それが本当なのかはわかりません。』などと、言い回しを格好つけながら悦に入っている暇があれば、その場を与えられ、その場に立っている自分について、熟慮するべきだった。その行動は、彼が『ピンチ(追い込まれていた)』からこそ、取った行動だったはずだ。だから自分でその場所に足を運び、その場に立って、スピーチしている。そこには主体性があった。しかし、心底の部分で、『自分は人から評価されるべきだ』と過信していて、その過信が仇となり、

 

『僕らが君の道を開拓するんじゃなくて、君がこの舞台を通して、自分の道を開拓していくべきなんじゃないのかい?』

 

ということで、意見が不一致となったのである。ピンチや変化を『自分のもの』にするか、『のまれるか』は、自分次第である。

 

 

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