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スウィフト『この世で変わらないのは、変わるということだけだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

この世にあるのは『真理』だ。真理とはこういう意味だ。

『いついかなる場合においても、絶対不変としてそこにあり、姿形が変わらないもの。真実。』

『いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。真実の道理。』

 

しかしこの世にそうした真理など、本当に存在するのだろうか。『1+1=2』だ。絶対にそうだ。1000年前もそうだ。1000年後もそうだ。

 

 

なるほど。さっそく発見した。数字こそが、真理だ。しかし、アインシュタインがこう言うのだ。

 

そうか。それほどまでに絶対的なものがあるのであれば、その絶対的なものとやらを最適化し、この世をもっと合理的に出来るはずだ。しかし出来ていない。その理由は一つだ。数字は確かに正確だが、この世の中自体が不正確なのだ。決めた通りに行かないのである。

 

ニュートンは言った。

 

この世には、『カオス』というものがあって、例えば『パチンコ玉の動き』を考えてみればいい。あれは、発射の速度や、0.1ミリの衝突のズレ等によって、どれもが違う動きをする可能性があり、無限の多様性を持つ。あるいは、電車に乗り遅れそうな時、戸が閉まる寸前に電車の前まで到着したとすると、乗れるか乗れないかは大変微妙である。

 

そう考えると不思議なもので、そのパチンコ玉の話で言えば、現在の電動パチンコは自動的に機械が玉を打ち出すので、初速度はかなり一定に近いわけだ。古典力学で考えると初速度を与えれば、このニュートンが提唱した『運動方程式』で玉の軌道は決まるはずだが、実際は『カオス』なのである。(参照 『経済物理学の発見』)あの圧倒的な正確性を持つ数学でさえも、虚ろである。だとしたら、この世に真理など存在するのだろうか。

 

答えは『Yes』だ。ブッダは言った。

ブッダ

時間は流れ、宇宙はうごめき、命の火は消え、物質は分かれる。風は吹き荒れ、大地は鳴り響き、海は揺らいで、炎は燃え盛る。

 

我々の命も、その他の一切の森羅万象同様、流動変化していくものなのである。最初からそうなっているのである。これこそが、真理なのだ。つまり、スウィフトの言う通りだ。

 

 

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