偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
徳富蘆花は言った。
新しいものは、古いものを往々にして『脅かす』ものである。何しろ、古いというぐらいだから、そこに浸透していた、ということだが、浸透していたのであれば、それは受け入れられていたことになる。多くの人に受け入れられ、浸透していたその慣習を覆すというのなら、人々はまるで、自分たちの安全を脅かす脅威がやってきた、という風に捉え、その新しいものに対する嫌悪を抱くからである。
かの『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリストには共通点があり、
それは、
- 親の職業を継がなかったこと
- 伝統的なしきたりや体制を改革しようとしたこと
- 人一倍の努力家であったこと
- 確固とした信念を持ちそれを貫いたこと
- 見据えた的の規模が大きすぎて周囲の理解が追いつかなかったこと
というものだった。そして孔子は、今でこそ中国を代表する大学者や聖人とされているが、同時代人の多くからは、出来もしないことをしようとしている、
身の程知らずや物好き扱いされていた(憲門第十四-四十)。ブッダも、カースト制度を否定したことで、バラモン教徒から白い目を向けられていた。ソクラテスやキリストなど、無実の罪で処刑されているのだ。これ以上の説明はいらないだろう。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』
第32の黄金律 『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』 流動変化するこの世の真理を知り、それに最適化し続けよ。 &...
あわせて読みたい


『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』
第33の黄金律 『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』 停滞は後退。人は生まれた時から老化していて、この世は流動変化している。 『前進をしない...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


シラーの名言・格言一覧
ドイツの詩人。生誕1759年。男。ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー(画像) 名言一覧 『人は幸運の時は偉大に見えるかもしれないが、真に向上するの...