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ジョン・レノン『大ざっぱな言い方をすると、子供たちがクレージーな理由は、子供を育てるという責任に、誰も立ち向かうことができないからだよ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

子供が大体クレイジーな行動を取っている時を思い出すと、そこに親の姿がない、というケースが多い。子供が主体的に、親に隠れてやっていることもあるが、見方を変えると、親が子供を教育放棄している、という言い方もできる。そのような見方をすることが出来るのはあまりいないだろう。しかし、私の知人に、親の目を離している隙に子供が事故死してしまった、という悲惨な過去を持つ人間がいるが、その両親からすれば、

 

(私がちゃんと見ていなかったからいけないんだ)

 

ということになるだろう。私も、親の見ていないところで、用水路の水に流されて死にそうになったことがある。あと一歩で従兄弟が私を堰止めしてくれなければ、私はあのまま真っ暗な水路の向こうへ流され、死んでいたのかもしれない。

 

もちろんその時の体験は、私の人生に大きな影響を与えた。10歳にも満たなかった私は、心のどこかで、いつでも親が自分のことを助けてくれると思っていた。しかし、その時親は、いなかった。その決定的な事実を目の当たりにしたとき、まるで、見えないへその緒で繋がれていた親子にあったはずの絆が、『存在していなかった』ということを思い知ったようなイメージで、強い恐怖心と、同時に、自立することの責任を思い知ったのである。

 

その時私は、確かに大人の階段を一つ登ったわけだ。だが、それは別に両親の教育とは全く関係ないシーンだった。従って、私は『両親に教育された』というよりは、『人生を学んだ』という方が正確で、むしろ私の両親は、口を開けば『イエス様』がどうとか言って、クリスチャンになることを強要することしかしなかった。

 

『子供を教育する』ということはどういうことだろうか。性教育、人生哲学、自分とは違う宗教のこと、生きとし生けるもののこと、自分が避けて毛嫌いしていること、無知であること、有限の命、これらを全てさらけ出して、真正面から向かい合って子供に接しているだろうか。それとも、私の両親の様に、『自分の好きなように育児をする』ことを念頭に置いているだろうか。

 

 

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