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ジョン・ラスキン『人生は短い。この書物を読めば、あの書物は読めなくなる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ここで考えたいのは、二つのキーワードだ。一つは、『読書の節約』。もう一つは、ドイツの小説家、ジャン・パウルのこの言葉だ。

 

人生は、後戻りすることが出来ない。こと日本においては、誰かと結婚したら、他の誰かと結婚することは出来ない。何かを選択すれば、何かを失うのだ。それは当然のことなのである。ジャンケンでグーを出すなら、チョキとパーを出すことを諦めることになる。その様にして、何かを選択すれば、他の何かを代償にしなければならない。それは、当たり前のことだとして、受け入れる話なのである。毎日毎日、人生の最後の日だと思って生きているだろうか。その『人の呪い殺し方が書いてある本』は、読むことに、何か意味があるだろうか。我々は、この限り有る人生で、どのような選択肢を選ぶかということで、運命が決まるのだ。

 

私は数年前まで、多くの人間と時間を共に過ごした。しかし、数年前から、その時間を全て断ち切った。その延長線上に、未来がなかったからだ。天才軍師、小早川隆景は言った。

 

私はこのタイプだ。その決断をするのに、思案に試案を重ねた。すると、その者達からは、不満の声があがった。それこそが、私が『断ち切った理由』なのである。彼らは、『友人のフリをしている利己主義者』だったのだ。真の友人とは、友が、自分の人生を前に進むことを決意した時、その足を引っ張り、元の位置に戻そうとするような自分本位な人間ではなく、むしろその背中を押して、後戻りできないようにするという、『損』を買って出る人間のことなのである。しかし彼らは『損』ではなく、『得』に支配されていた。その私の決断によって、自分の『利』が脅かされるからである。

 

例えば、私以上に集団に貢献するような人物は、他に居なかった。また、私が群を抜いてしまえば、自分のいる立場が惨めになる。そういう様々な理由が、自分たちの立場を苦しめることになると知り、私の足を引っ張って、阻止するという決断に至ったのである。私も彼らも、まだ20代だった。だからそういうことは起こるだろう。別にそれはいい。しかし、私は友を失って、残念な気持ちになったのが本音だ。私は、二度と同じ過ちを犯さないように、人間関係に慣れあいを求めることは無くなった。そこから始まった人間関係の末路は、相場が決まっているからだ。人生は一度だ。二度ではない。たった一度のこの人生を、どのように生き貫くべきか。悔いのない人生を生きなければならない。

 

 

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