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ジョン・ドライデン『なにはともあれ、笑うのはいいことだ。藁が人間をくすぐって笑わすなら、それは幸せをもたらす道具である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

アメリカの作家、マーク・トウェインは言う。

 

これはもちろん『相手』に対する攻撃という意味もある。挑発に乗り、すぐに感情的になって相手に怒鳴り散らしたり、激高したりして割れを見失うような人はある種単細胞であり、そうではない、挑発されて笑う余裕のあるような人は怖い、という意味でもある。だが、これは『自分』に対する攻撃でもある。

 

『ナチュラルキラー細胞』とは、人間の体内にある細胞のことであり、悪いウイルスや細菌を見つけて殺傷してくれる殺し屋。殺傷力が高く、常に体内をパトロールし、ガン細胞やウイルス感染細胞を見つけると、単独で直接殺してくれるとても優れた人間の相棒である。これは『笑う』ことで活性化されると言われている。

 

悩み

 

自分の体内にあるのは、善玉菌だけではない。ストレスだってあるし、虫歯の原因菌だってある。つまり、自分の体内にある悪い部分、またあるいは、悪い心に対しても『笑う』ということは有効なのである。

 

聖書における『ヘブライ人の手紙』には、『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。

『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』

 

つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。

 

 

その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。更に言えば、昨今一部の狂信者が世界を騒がせているが、イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。

 

『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけで、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。

 

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聖性を優位にさせ、魔性を劣位にさせようとするとき、マーク・トウェインやジョン・ドライデンのこの言葉はひどく有効である。

 

ニーチェは言う。

 

私も物事をたくさん考え、葛藤の多い人生だが、笑うことを忘れたことは一度もない。気づいたら手を叩いて大笑いをしている。それは、心底、経験、本性、本能、脳機能、細胞、それらのあらゆる『自己』が、自分の命を出来るだけ長引かせようと、守ってくれているのかもしれない。

 

 

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