偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
例えばノイマンは、
と言ってコンピュータの基盤を作り上げた。アインシュタインやハイゼンベルク等の天才たちが、口を揃えて彼のことを、『自分たちの中で一番の天才はノイマンだ』と答えた。しかしノイマンは、『いやアインシュタインだ』と答えたらしいが、実はノイマンは、『原子爆弾』の開発に、大きく関わってしまっているという。悪用された可能性も非常に高い。そうなれば、ノイマンではなく、悪用した国の人間が悪いことになる。ただし、アインシュタインも原子爆弾とは無関係ではない。『「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界』にはこうある。
『イタリアのフェルミや、ハンガリーのシラードなど、アメリカへ亡命していた物理学者たちは、ドイツに先んじてアメリカが原子爆弾の製造に成功するべく、ルーズベルト大統領への原爆開発への進言書を作り、アインシュタインにも署名を勧めました。第一次世界大戦後から平和活動に尽力していたアインシュタインは、自らの理論で兵器を作ることにためらいつつも、ナチスが新型爆弾を手に入れることを恐れ、ついにサインしました。1939年8月のことです。(中略)アインシュタインは、怖ろしい殺りく兵器に対する自己の責任を痛切に感じていたようです。』
アインシュタインは言った。
学問を突き詰めた先に『原子爆弾』と『戦争』があり、そこには数えきれない『被害者』がいて、未来永劫その後遺症が残り、負の連鎖を生んでしまうのであれば、その学問は、本当に『完成』したことになるのだろうか。そこまで考えると、諸葛亮孔明の言葉に、ぐっと重みが出る。
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