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シャンフォール『人は、自然の悪を知ることを学んで死を軽蔑し、社会の悪を知ることを学んで生を軽蔑する。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

自然の悪』というのは例えば、不慮の事故であり、不治の病であり、不可避の天災である。

 

(なぜ何もしていないのに、彼は死ななければならなかったのか。)

 

それに触れた彼らは憤怒し、激昂し、理不尽に彼を連れ去った『死』の後ろにいる死神を、軽蔑視する。『社会の悪』というのは例えば、人為的な事故であり、身勝手な不正や事件であり、無責任な言動である。

 

(なぜ真面目に生きていただけなのに、彼はあんな目に遭わなければならなかったのか。)

 

それに触れた彼らは憤怒し、激昂し、この儚く、虚しく、無常で混沌とした理不尽な人生を、軽蔑視する。この問題にピタリと答えている人間がいる。仏教の開祖、ブッダである。ブッダは言った。

『この世は諸行無常である。』

 

『諸行無常(しょぎょうむじょう)』とは、この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。最初からこの世が諸行無常だと知っていたら、軽蔑しないで済むのである。最後の最後には、こういう『真理の言葉』が効いてくるだろう。

 

 

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