偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
『自然の悪』というのは例えば、不慮の事故であり、不治の病であり、不可避の天災である。
(なぜ何もしていないのに、彼は死ななければならなかったのか。)
それに触れた彼らは憤怒し、激昂し、理不尽に彼を連れ去った『死』の後ろにいる死神を、軽蔑視する。『社会の悪』というのは例えば、人為的な事故であり、身勝手な不正や事件であり、無責任な言動である。
(なぜ真面目に生きていただけなのに、彼はあんな目に遭わなければならなかったのか。)
それに触れた彼らは憤怒し、激昂し、この儚く、虚しく、無常で混沌とした理不尽な人生を、軽蔑視する。この問題にピタリと答えている人間がいる。仏教の開祖、ブッダである。ブッダは言った。
『この世は諸行無常である。』
『諸行無常(しょぎょうむじょう)』とは、この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。最初からこの世が諸行無常だと知っていたら、軽蔑しないで済むのである。最後の最後には、こういう『真理の言葉』が効いてくるだろう。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
第9の黄金律 『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』 他と異なることで迷うことなど何もない。元より、唯一無二の命なのだ。例えば、それだけでそこには...
あわせて読みたい


『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』 生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。 『人生は物語の...
あわせて読みたい


『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』 自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
あわせて読みたい


『「生きる」ということの本当の意味とは。』
第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』 『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。 『生きるとは呼吸することではない。...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


シャンフォールの名言・格言一覧
フランスのモラリスト。シャンフォール 名言一覧 『人は、自然の悪を知ることを学んで死を軽蔑し、社会の悪を知ることを学んで生を軽蔑する。』 『人間の価値はダイヤモ...