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ショーペン・ハウエル『あきらめを十分に用意しておくことも、人生の旅には必要なんだよ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

32歳になった私がこの言葉を聞いてすぐに思うのは、最近の老化現象についてだ。元々健康志向で、煙草も20代でやめ、常に運動をして、食事にもサプリにも気を使っている私は、もちろん、20代の内から、抗酸化作用であるビタミンE、それよりも効果のあるコエンザイムQ10、さらにその上のアスタキサンチンという形で、老化の原因にもなる活性酸素の除去に気を使い、サウナもスパも銭湯もこよなく愛し、ここまで生きて来た。

 

だが最近、医者たちが『自分たちが摂りたいサプリメント』という特集で、マルチビタミンやDHAは挙げたものの、『抗酸化物質をサプリメントから摂るとガンの発症率が高まる』と発言していたのを見て、その摂取をやめた。それが手伝ったのか、そうじゃないのかはわからないが、顔のシミが目立つようになってきたのだ。ニキビが出来たら、いつも潰して粗療法で直してきたのだが、最近ではもう、それがそのまま痕になってしまうようになった。

 

ちょっと前に、5年ぶりに会った女性を見た時、その老化具合に、少し幻滅した自分がいたわけだが、それは私も同じことだったようだ。全ての人間は、死ぬことが決まっている、と常に言い続けている私は、この事実を淡々と受け止めなければ、つじつまが合わないと思い、自分が常に若々しくいることを『諦めた』のである。

 

もちろん自堕落に走ることは無い。これまで通り、健康には気を使うつもりだ。しかし、死ぬことを避けることはできない。『諦め』というのは、言い方を変えれば『執着を捨てる』という意味だ。この流動変化するこの世の摂理の中で、自分だけが固定されて静止することを望むのは、罪である。この世を生きた、全ての人間が、老いること、そして死ぬことについて考えた。だとしたら私は、多くの人がそうしたようにあたふたしてみせ、慌て、もがき、執着することだけはやめたいと覚悟している。そんなことよりも重要なのは、このたった一度の唯一無二の生涯を、悔いの残らないように生き貫くということだ。

 

フロイトは言った。

 

死を避けるのではない。死に向かって生きていくべきである。

 

 

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