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島津義弘『座すべきときには座し、走るべきときには走れ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

例えば、『風林火山』の『孫子の兵法』を巧みにコントロールし天の利を活かし、地の利を生かしその枠の外にある力を利用する。こういう風に、『人間の力を過信』せず、エゴを押し通そうとしない姿勢は、人間にメリハリを生み、そしてその心構えで身についたメリハリは、往々にして的を射ている。

 

例えば、中国の名軍師、李牧は、

 

と言って、実に『数年』という時間を『山』に徹して勝機を待った。微動だにしない『山』を数年も続けたと思ったら、いざという時にはすぐさま燃え盛る『火』に転じる。何しろ、それが最も合理的なのだ。火に油を注ぐと、燃え上がってしまう事実。『その事実』に、支配されるか、あるいは逆手にとって利用するか。こういう知性が試される。

 

 

『座すべきときには座し、走るべきときには走れ。』

 

人間には、やるべきときがある。そしてそのやるべきときとは、『座るべきとき』も含まれている。映画を観るときは、『黙って座るべきとき』だ。バッターが打席に立ったら、『打つべきとき』だ。天才の定義を、ある有名な学者はこう言っている。

『適切なタイミングで、 適切な意見を、 適切に説明できる人間。』

 

弁護士が法廷で、クイズ王が大会で、観客の前で演者や経営者が、その『やるべきとき』に『やるべきこと』をきっちりできる人間は、天才の称号にふさわしい人間となる。それはつまり、『人としての完ぺきな姿』だ。完璧な人間になることはできないが、人間が想像できる『理想の成功像』がそこにある。もちろん、それをやらなくても人生を生きていくことはできる。だが、格差がつくのが現実だ。

 

 

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