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シェイクスピア『お前は熊から、逃れようとしている。しかし、その途中で荒れ狂う大海に出会って、もう一度、獣の口の方へ引きかえすのか?』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

反応的の罠』というのは、私が考えた言葉だ。スティーブン・R・コヴィーの名著『7つの習慣』で出てくる『主体性と反応性』の概念になぞらえて、反応的な人生を揶揄し、退路を無くすために創り上げた概念である。主体的な人間は、自分の意志で行動する。自主、自律、責任を重んじて行動できるから、周りから見ても頼もしいし、自立している。しかし反応的な人間は、往々にして『反応』しているだけだ。対人関係はその主体的な人に任せっきりだ。責任も取るつもりがない。その方が『楽』だからだ。

『逃げる』ことは、一見すると『楽』である。確かに刹那(その場)では、自分がまるでその場を支配した(刹那のストレスをかわした)と思うかもしれない。だがとんでもない。『ツケ』という言葉があることを考えただけで、もう十分だろう。たとえ小さなツケでもそれが積もって山となり、後になって甚大な試練の壁となって、目の前に立ちふさがるだろう。

 

熊

 

僕は一生現実逃避をして生きていきます…

 

そう『現実逃避宣言』をした私の部下をいやというほど見てきたせいで口調は厳しくなるが、『逃げる』という選択肢を考え付いた時点で、それはナルシスト(自分大好き人間)である。まるで、(賢い選択肢を見つけた)と思い込む、単なる馬鹿である。実はそんなもの、周りの人間は小学生ぐらいのときにマスターしている。それを、大人になってもやり続けているとういことを考えただけで、正直プライドのある人間なら、顔を真っ赤にして今すぐ態度を改めるだろう。

 

だが、ナルシストは違う。この事実すらも都合の良いように曲解する。そして、悲劇のヒーロー・ヒロインを気取りだし、都合の悪い事実は隠蔽、捏造し、この後もその態度を改めることはないだろう。

 

エディンバラの小説家、ロバート・ルイス・スティーブンソンは言った。

 

逃げるのではない。『向かっていく』のだ。それが人間の使命であり、矜持だ。宮崎駿の魂の名作、『もののけ姫』では、村の娘を守るためにタタリ神を矢で射ち、そのせいで祟りを受けた主人公、アシタカが死を受け入れる覚悟をするところから物語が始まる。

 

村人は叫んだ。

村人
ヒイ(村長)さま、何とかなりませんか!アシタカは村を守り、乙女らを守ったのですぞ!ただ死を待つだけというのは…

 

村の長は言った。

『誰にも運命(さだめ)は変えられない。だが、ただ待つか自ら赴くかは決められる。』

 

運命

 

我々には選択肢が与えられている。逃げるか、向かっていくかという選択肢が。この場、それは決して『自殺をする』ということではない。死を真正面から受け入れ、この世を悔いのないように生き貫くということだ。人は自分のこの命が有限であり、唯一無二であるということを本当に理解したとき、下記の黄金律に辿り着く。

 

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我々は、たった一度の人生を生きているのだ。

 

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