偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
『いま望んでいるものを手にして、何の得があろうか。それは夢、瞬間の出来事、泡のように消えてしまう束の間の喜びでしかない。一週間嘆くとわかっていて、一分間の快楽を買う人がいようか。あるいはおもちゃと引き換えに、永遠の喜びを売る人はいようか。甘さを求めて、ブドウ一粒のために、ブドウの樹を倒してしまう人は、はたしているだろうか。』
イギリスの神学者、トーマス・フラーは言った。
しかし実際には人は、フランスの詩人、ラ・フォンテーヌの言う通りの行動を取ってしまう。
これを『現在志向バイアス』と言う。
孔子は言った。
これを理解したとき、刹那な生き方に恥を覚え、建設的な人生を送るだろう。私が刹那的人生の代表者の様なものだったのだ。説得力が違う。ただし、見るべきなのは以下の黄金律である。
あわせて読みたい


『生きるのは過去でも未来でもない。『今』だ。』
第3の黄金律 『生きるのは過去でも未来でもない。『今』だ。』 明日があるとかないとか、昨日までに何があったとか、そんなことは関係ない。先延ばしにするな。...
『刹那的な生き方』と『今日を真剣に生きる』ということは意味が違う。前者は『今日が楽しければそれでいい』という考え方であり、後者は『明るい未来を信じて今この瞬間を全力で生きる』という考え方である。決定的な違いはやはり『将来性』である。この二つの考え方は、確かに『今日が人生最後の日だと思って過ごす』という方向で一致しているが、しかし、アリとキリギリスの運命が大きく分かれたように、人生は何が起こるかわからない。見るべきなのは以下の黄金律だ。
あわせて読みたい


『基礎工事をしない建築物、基礎土台をおろそかにする人間。どちらもその限界は、知れている。』
第27の黄金律 『基礎工事をしない建築物、基礎土台をおろそかにする人間。どちらもその限界は、知れている。』 基礎・準備期間を怠るキリギリスは、アリよりも明...
つまり、前者は基礎をおろそかにし、後者は基礎を大事にしようとする。その違いがいずれ大きな差を生み出すことになるのだ。このことを同時に覚えておく必要がある。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『耐え忍ぶことができる人間でなければ、大局を見極めることは出来ない。』
第29の黄金律 『耐え忍ぶことができる人間でなければ、大局を見極めることは出来ない。』 孫子の兵法、『風林火山』の極意を見極めよ。 『戦いでは強い者...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


シェイクスピアの名言・格言一覧
イングランドの作家。男。ウィリアム・シェイクスピアは1564年にイングランド王国中部にあるストラトフォード=アポン=エイヴォンで生まれました。(画像) 名言一覧 ...