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ジード『幸福になる秘訣は、快楽を得ようとひたすら努力することではない。努力そのものの中に快楽を見出すことである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

私はこの事実を理解していなかった時期があった。だから、刹那の衝動に身を任せ、その都度沸き起こる私利私欲を満たすことが、『素直に生きていくこと』だと思っていたし、『自由』になった気がしていた。

 

 

幸福になる秘訣は、その都度湧き上がる私利私欲を満たそうとし、刹那の快楽を得ることではなかった。いや、確かにそれでも刹那の快楽は得られる。だが、それは文字通り『刹那(一時的なもの)』となる。

 

例えば、腹が立つ人間がいたら思い切り顔面をぶん殴る。そうすると、(あースッキリした!)という気持ちが、刹那の間、身体中を駆け巡る。しかし次の刹那、そのしてしまった行為に対する責任が強く自分の身にのしかかってしまうことになる。暴飲暴食、薬物乱用、強姦、強奪、暴走、居眠り。確かに、それらを行うと身体中に刹那の快楽は駆け巡ることになるだろう。しかし、例えば車の運転中に居眠りするとどうなるだろうか。

 

快楽を自ら得ようとしてそこに向かっていくことは、それはほとんど『依存』しているのと同じなのだ。『それをしなければ快楽を得られない』と思い込むことは、依存症が持つ典型的な心理状況である。

 

ブッダはこう言っている。

ブッダ

 

ソクラテスならこうだ。

ソクラテス

 

増やすのではない。『減らす』のだ。減らすと当たり前の様にあったものが当たり前ではなくなり、目の前にある飲料水にさえ、涙を流すことになるだろう。疑うなら試しに3日間、飲まず食わずでいるといい。そしてその後に、その水を飲むのだ。

 

 

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