偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]日本の実業家 小林一三(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
信用を築き上げるには、膨大な時間と労力を要する。しかし、その信用を損なおうとしたら、たった一度の不祥事で充分である。何のことは無い。図解版で見れば一発だ。こういう積まれたコインがあって、このコインが一日一つしか置けないとする。それを一番右にまで積み上げるのは、膨大な労力と時間を費やさなければならない。
だが、これを崩すのは簡単だ。そこに慎重さなどいらない。単純に、安易に、容易に、何も考えずにパッと叩いて、グシャっと潰れる。だが、『積み上げる作業』はそう単純ではない。何しろ、パッとコインを鷲掴みにし、ジャラっとそこへ投げても、上の様にコインが積み上げられることは絶対にない。
どんなに偶然の偶然が重なっても、一番右の様に整列してコインが並んで重なることは、人間の歴史で100万年という時間があっても、その数は『ゼロ』である。物理的にそうならないのだ。磁石や手品はもちろん使ってはならない。むしろそういうトリックのような小手先のテクニックは、確かに一つの才能ではあるが、その喜びは刹那である。やはり、長く付き合っていこうとなると、どうも胡散臭くて信用できない。
しかし、ある日、一番右の様に積み上げられたコインの山を見た時人は、心を揺り動かされる。
(一体ここまで積み上げるのに、どれだけの努力を重ねただろうか。)
松下幸之助からその名を継いだ現代の経営の神、稲盛和夫もこう言っているように、
『同じ山があったとき、Aの山は、どういう風に出来て、何で出来ているかもわからずいつの間にか出来ていた山で、Bの山は、10年20年30年かけて、少しずつチリを積もらせ、山にしたというとき、人は、Bの山を信頼するのではないだろうか。外部からの信頼だけじゃない。Bの山は、人として、企業として、とても強靭で、逞しく、生きがいがあるのである。』
『確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへは行けない。』
ということなのである。
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