偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
ココ・シャネルは言った。
また、ゲーテはこうも言ったが、
『金なし、時間あり』になりたいか、『金あり、時間なし』になりたいか、どちらが良いだろうか。その選択は、自分で選んでいるはずである。
『時間』とは、全人間に与えられている資産だ。短い、長いという尺度とて、自分たちで選んでいるわけで、だとしたら、与えられている資産だということは間違いなく、そして、それをどう使うかは自由だ、ということは、認識しているはずである。『若いときに求める』ものを間違えてはならない。かつて私は、それを間違えて、刹那的に人生を生きていた。刹那、つまり常に現在の自分の私利私欲が満たされれば、それで十分だと思っていたのだ。
刹那的だったということは、当然、建設的ではなかった。『基礎工事』だ。あれを完全に軽んじていたのだ。怠っていた。というか別に、『どんな建物を建てようか』ということについて、一切考えていなかった。それこそが、刹那的思考の症状だったと言えるだろう。ゲーテの言う『求める』とは、この『建造物の設計図を作る』ということなのである。自分の一生をかけて、どんな建造物を建てたいか。それを求めて、欲するのだ。それが決まれば設計図を描くだろうし、土地の選定をして、そして基礎工事をするはずだ。その基礎工事を若いうちにやった人間は、とてつもない建造物を建てる。このイメージを持ちたい。
つまり、ゲーテの言葉をもっとわかりやすく言えば、『若くして豊かさを求めれば、老いて豊かである。』ということだ。むろん、『豊かさ』の意味をはき違えると、かつての私のようになるので気を付けた方がいい。
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