index

ゲーテ『僕はどうやらこの世における一個の旅人に過ぎないようだ。 君たちとてそれ以上のものだろうか?』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

この質問に、反論できるかどうかというところが、ポイントだ。反論できるとしたら、どういう反論があるだろうか。見当たらないのだ。我々は、どこへ向かうのだろうか。向かう先が見つかったとして、それは正解なのだろうか。何が正義で、何が悪なのだろうか。どの信仰が正しいのだろうか。どの神が真実なのだろうか。

 

ユングは言う。

 

アインシュタインは言う。

 

極めて多様性のある『人間』ではなく、『ボールペン』で考えてみよう。万年筆でも何でもいい。ボールペンは、物を書くために人間が開発したアイテムである。もちろん他に使い道がないこともないが、極めて『物を書く』ことに特化した存在。それに、これらが意志を持ち、歩き出したり会話したりするということはない。結婚もしない。争いもしない。

 

では、我々人間はどうだろうか。その全てが出来る。性転換手術まで出来る。命を絶つこともできる。往々にしては、どんな思想を持つこともできる。ボールペンには、『旅人』の名は相応しくない。『旅人』からはどこか、さまよう、探す、冒険する、挑む、そういう様な、未踏未達の場所を踏みしめる人間の面影が、垣間見える。

 

人間も、ボールペンも、耐用年数が切れたら、この世を去る。確かにいくら旅をしたところで、この一生は必ずいずれ終わる運命だ。それについて悲観視しようと思えばいくらでもできるが、しかしそれでも人間は、『旅』出来るだけ、恵まれていると考えた方が賢明なのかもしれない。

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』   第9の黄金律 『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』   他と異なることで迷うことなど何もない。元より、唯一無二の命なのだ。例えば、それだけでそこには...
あわせて読みたい
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。   『人生は物語の...
あわせて読みたい
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
あわせて読みたい
『「生きる」ということの本当の意味とは。』   第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』   『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。   『生きるとは呼吸することではない。...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
ゲーテの名言・格言一覧 ドイツの詩人。男。1749年8月28日に誕生したゲーテは、本名はヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテといい、ドイツの小説家・詩人・劇作家として執筆活動を行いながら...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次