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ゲーテ『10歳にして菓子に動かされ、20歳にしては恋人に、30歳にして快楽に、40歳にしては野心に、50歳にしては貪欲に動かされる。いつになったら人間はただ知性のみを追って進むようになるのであろうか。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

私がこの言葉と出会ったとき、年齢は18歳だった。ここでいうなら、『お菓子と恋人』のちょうど中間にいて、もし本気を出して努力するなら、まだゲーテの言う言葉通りの人生を生きなくて済む可能性が私にはあった。

 

それから5年経ったときのことだった。その言葉に出会ったその場所も、類稀な場所であったが、その5年間もまた同じように、実に内容の濃い時間で、多くの失敗と成功と、経験を積んだ。普通の人が一生経験しないような経験も、確かに体験した。私には選択肢がまだあった。残りの人生をどう生きるかという、選択肢があった。私は型にはまる人生を嫌ってそれまでずっと生きてきた。だが同じくらい、『人間という型』にハマって欲望に突き動かされ、私利私欲を満たして生きてきた。

 

カメラ

 

だがそれは、それまでの人生のことだ。これからの人生のことではないのだ。そして私は、孔子ソクラテスブッダキリストと向き合うことを決意した。彼らが人間の知性の頂、『四聖』だからである。他の人が頂なら、他の人と向き合ったまでだ。私のこうした行動は、もちろん周囲からすれば浮く行動である。しかし、私の周りからは逆に浮いた方が良い。私は、そんな人生を生きてきたのである。私のこの行動には、ゲーテのこの言葉も大きく影響しているのだ。あの日、この言葉と出会っていなければ、この日、その種は花開かなかった。

 

薔薇

 

(やらなければ後悔する。)

 

私がそう思ったのは、間違いなくこのゲーテの言葉も大きく関わっている。だからお礼を言いたいのだ。ゲーテに。知性と向き合う勇気を与えてくれて、ありがとう。もちろん今後の人生で私は、私利私欲に支配されて我を見失う可能性もゼロではない。しかし『それはダメだ』と、力強く教えてくれる彼ら偉人の言葉に、私は今日も明日も、支えられて生きていくのである。

 

 

 

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