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キュリー夫人『人生の中で恐れるものなど一つもありません。すべては理解されるものです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

『理解できない』と言う人は、『その言葉を言いたいだけ』の可能性がある。その言葉を言う自分に酔いしれ、悦に入りたいわけであり、実際は、別に『言う必要はない』はずだ。なのに言った。だとしたらそこには意図があり、それが今書いたことである。何かを演出したいのだ。例えば10代前半の私だったら、『何物にも縛られないフリーダムな自分を演出したい』と思っていたし、それを他人に遠まわしに聞かせて、その他人の反応を見て、ある種の悦に浸りたいと思っていたわけだ。

 

 

それを、言わなくなってからというものの、私の『物事への理解のスピード』は劇的に上がった。例えば、主体的に本棚へ行き、本を手に取るようになった。それまでは、活字を馬鹿にし、漫画以外は絶対に読む気にならなかったのにである。しかし、では、宇宙や神のことは理解できるかと問われた場合、それを『出来る』と言った瞬間に、イカサマが露呈することになる。その実態を把握している人間など存在しない。未来永劫存在しない可能性が高い。

 

だが、その『実態を理解する』のではなく、『それに対する対処法を理解する』のであれば出来るわけだ。例えば、『火』について、人々はよく認識していないはずだ。とにかく『熱いやつ』という認識をしている人間が圧倒的に多い。だが、それについての『有効活用方法』や、『炎上したときの対処法』は何となく理解しているのである。身体を温めるのに使ったり、料理する時に使ったり、消防車を呼んだりするのである。

 

ニーチェは、

『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』

 

 

と言ったが、実は人間が理解しているものは、全てこの『図式化された記号』であり、どっちみち、『図式化された記号』以外は認識できないのだから、それ以外についてを憂うのではなく、『そこまでろ過した』人間の努力について評価して見るべきで、とにもかくにも、そうしようがしまいが、どっちみちいずれ死ぬんだから、そういった不変的な真理に目を向けて、それを理解すれば、おのずと恐怖心は薄らいでいくのである。

 

 

 

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