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木村拓哉『テストの点数よりも、その横にある自分の名前を大切に出来たら素敵だと思います。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

正直な感想を言うと、彼は別に『人格者』ではないという印象を受ける。だが、言っていることだけを断片的に見ると、的を射ていることを言うことがよくある。例えばこの言葉に関しても、どうもこの言葉は、『自分が勉強が出来ないことを正当化している』という、持ち前の負けず嫌いが捻じ曲がって、意固地になっている様な、言い訳がましい印象を受けてしまう。それは、彼を10代の頃からテレビで見てきて思う素直な感想である。だが、同時にこの言葉は、とある脳科学者が言っていた発言と、まったく同じ的を射ていることになるのだ。

 

 

その東大卒の脳科学者は、東大生数十人を前にして、偏差値で決める日本の教育を見直し、MIT、ハーバード、ケンブリッジ、イェールのような世界に通用する大学で重んじていることから、目を逸らしてはならないことを豪語していた。

 

日本の大学は、偏差値で決め過ぎている。ハーバードだったら、例えば市川海老蔵の様な人間を、好んで入学させるだろう。

 

つまり、人間の価値なんて、偏差値だけで決めるものではない。偏差値が高くたって、歌舞伎役者になれるわけではない。SMAPなどのアイドルや歌手とて同じことだ。偏差値が高い人間では、むしろその役割を全うできないかもしれない。だとしたら、人間の価値を偏差値、そしてテストの点数だけで決めるというのは、不公平である。この考え方は、木村拓哉と脳科学者が言うのは違って聞こえるが、しかし、言っていることは同じなのである。

 

彼の言葉で違和感を感じ、脳科学者の言葉をすんなり受け入れられるのは、恐らく彼が、エゴイストだからである。しかし、エゴイストで、意見を主張し、負けず嫌いでなければやってこれなかった。だから彼がそのポテンシャルを大事にしているのはわかる。だが、自分のことを棚に上げようとする姿勢を、40過ぎの大人がやってしまったら、(それは他の人間が言うことだろ)と思わせてしまうわけで、違和感を覚えるわけである。

 

しかし、的は射ているわけだ。何しろ、私も彼と全く同意見であり、私の学歴も低い。松下幸之助や本田宗一郎は、もっと低い。一つだけ言えるのは、彼にしか出来ないことというものが、この世にはあるのだ。

 

 

 

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