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キケロ『書物なき部屋は、魂なき肉体の如し。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

私が10代の頃は、部屋に書物があった。『漫画』である。漫画はとても楽しかった。ゲラゲラと笑っていられる。夏の暑い日にクーラーをガンガンに聞かせ、音楽をかけながらベッドで漫画を読む。とても幸せな時間として、脳裏に焼き付いている。今でもその時の体験が、あまり無駄だったと思うことはない。

 

 

ただし、キケロの言っている言葉がわかるのだ。あれから15年以上の月日が流れ、今私の本棚には漫画は一冊二冊しかない。後の200冊は全て、活字の本である。こんな風に、その両極端を経験している私だからこそ感じるものがある。つまり、かつての私なら『魂なき肉体』の意味を、理解できなかったのである。理解できないのだから、当然これを否定しただろう。拒絶だ。受け入れなかった。しかし、今の私はこれを受け入れることが出来る。これこそが、この言葉の意味の正体なのである。

 

例えば、人間には性欲食欲睡眠欲がある。それだけではなく、安全の欲求や、自己承認欲求がある。地位に名誉に財産に、暴力権力財力欲。では、それが暴走してしまった時、人は、本当に人でいられるだろうか。そして、それは本当に悔いの残らない行動だと言えるだろうか。言えないのであれば、なぜその行動を取るのか。そこにあるのは、まるで自制心の効かない魂なき肉体である。

 

 

 

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