偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『無私の心を自分で確立するのは、実はそれほどむずかしいことではありません。どうすればよいかと言うと、自分の得にならないことをできるだけやっていく、ということに尽きるのです。』
普通、自分の得になるようなことを常に念頭に置くものである。それが人間というものだ。子供とて、お菓子をもらったら嬉しい。それに踊らされて、コントロールされてしまうものである。
ここで考えたいのは、ゲーテの言葉だ。
なるほど。これこそが、知性だ。『立ち止まり、考える』ことが、知性なのである。それが出来ない人間は、全てこれらのインセンティブ(報酬)に誘導され、支配される。無私の心というのは、克己心だ。自分の心の内に巣食う強い本能の衝動に打ち克ち、利他の精神を重んじる。一見すると、達観した仙人や、
ブッダの様な人間にしかできない荒技に思えるが、
『実はそれほどむずかしいことではありません』と鍵山は言う。しかし、そう言っておきながら、『自分の得にならないことをしていく』と言うのだから、それはちょっとわかりづらい。そうではなく、『損得』へのパラダイム転換(考え方を変える)をするべきなのである。例えば、鍵山は掃除を率先して行うわけだが、例えば、自分の敷地とは関係ないところを掃除するとする。そうなると普通、その掃除は『自分の得にならない』わけだが、考え方を変えて、『この地球は全て人間(自分を含める)の財産だ』と思えば、そこを掃除することは『損』ではなく、『得』なのだ。『自分にとって得なこと』だったら、率先して出来るだろう。
稲盛和夫も、
と言ったが、損得へのパラダイム転換の方を推薦したい。
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