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ガウディ『私の親友たちは死んでしまった。私には家族も、客もいないし、財産もなにもない。だから私は大聖堂(サグラダファミリア)に完全に没頭できるんだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

私にも気持ちが多少はわかる。私も完璧主義な性格で、一度やり始めたら自分が納得のいく形になるまで、途中で止められない。それがわかっているから、最初から安易に着手しようとしない。中途半端に接することが出来ないのだ。例えば、ダンスなどをしていても、やるなら究めたい。究めないでダラダラやるということは、頭にないのだ。

 

そこにはプライドも関係しているだろう。例えば、自分よりもうまいダンサーを見た時、自分は、それよりも下手なのに、汗をかいて、まるでダンサーになったように振る舞い、偉そうにしている。そういう自分が、耐えられないのだ。だから、やるとしたらとことん突き詰めたいと思うのである。

 

 

そんな一面を少しでも持っている人間は、私が今『安易に着手しない』と言ったところからもわかるように、『それに着手するにあたって、犠牲になるものがある』ということを知っているのである。代償を払わなければならないのだ。ここで言うなら、家族や、仲間といった大事な人間関係。これがおろそかになる可能性があり、だとしたらそこには『迷い』が生じることになる。人間関係を取ったら人生に悔いを残すし、人間関係をおろそかにしても悔いを残す。そうしたジレンマに悩まされるのだ。

 

天才芸術家、ミケランジェロが、『システィーナ礼拝堂』の制作がいつまでも終わらないので、ユリウス二世に、

 

ユリウス二世
いつ完成するのだ?

 

と言われたとき、

 

と言ったが、ミケランジェロはその創作物を完成させる為に、時間以外にも様々な代償を払った。しかし、もしガウディの言うような環境が揃っていたなら、悲しさ半面、もう半面は嬉しい。『迷い』があると、人は本領を発揮できない。これで『完全に没頭』出来るのだ。

 

 

 

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