偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]アイルランドの作家 オスカー・ワイルド(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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考察
と言ったわけだが、彼らの言葉を総じて考えてみると、まるで、今社会に溢れていて、蔓延している実態が、在るべき姿ではない、という事実が浮き彫りになってくる。確かに、『利便性の追求』という名のエゴを暴走させ続け、『金』に心を支配され、生物多様性や、環境の破壊を繰り返す人間の姿は、破綻している。国が、経済が破綻し、テロや戦争が起き、幾多もの宗教を乱立させては、トラブルや争いを起こしてばかり。そう考えると、今、蔓延している世の中の在り方が本当に正しいものなのかどうかは、首をかしげざるを得ない。
しかし、車やスマホ、パソコンやテレビ、ビールに揚げ物に遊園地に映画、これらが『不必要なもの』だということになるのであれば、人間が求められる生活像は、極めて質素で、味気ない。だが、この『味気ない』と感じる『執着』こそが、『エゴ』の正体であり、この世の一切の争いごとの火種となっているのだ。
今から、この隅々にまで蔓延した人間界の常識を塗り替えるのは、困難を極める。だからまずはこの決定的な事実を直視し、心底に置いておくことだけで充分だ。そもそも、来年あたりに、もしかしたら地球に隕石が衝突するかもしれない。観測する最前線にいる人間が、地球人のパニックを防ぐために、秘密裏にその対処に既に動き出しているかもしれない。あるいは、それがなくても、ワープゾーンが宇宙に生まれ、そこから急に違う次元の宇宙にある隕石が入ってきて、観測間もなく、地球にそれが衝突するかもしれない。
だとしたら、質素とかエコとか、もうそういう次元ではなくなってしまう。何しろ地球が壊滅的なダメージを負い、そこに住む我々人間も動物も全て、命を落とすことになるからだ。そうなったら、死ぬ前に最愛の人と好きな食事を摂って、酒を飲み、テレビ出演者に最後の別れをし、スマホとPCで最後のネット世界を確認し、最後のディズニーランドに行き、最後の映画を観て、思い切りエゴを満たした人を、我々は責めることは出来ない。
必要なものが、『愛』と『真理』と『神』だけだとしても、死んでしまったら、何もかも終わってしまう。しかしこうして考えると、人間はこうも自分の人生にしがみつく、愚かで愛すべき、儚く、尊い、存在なのである。
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