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オスカー・ワイルド『皮肉屋とは、あらゆるものの値段を知っているが、何ものの値打ちも知らない人間のことである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]アイルランド作家 オスカー・ワイルド画像)[/say]

[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/シャーロックホームズアイコン1.png” from=”right”]ふむ…。[/say]
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目次

考察

『値段』というものは、表層に出ている。1000円と出ていれば、1000円だ。小学生でもわかる。つまり、小学生でも80歳でもわかるということは、とても『易しい』し、普遍的であり、とても『真実っぽい』。

 

だが、詩人、高村光太郎は言った。

 

例えば私は『四人の教師』という本を古本として買ったが、この本が送料を入れなかったら300円以下で買えたことが、とても滑稽である。なにしろ、『四聖』に数えられる、

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

世の偉人たちである。

偉人

 

彼らはどう考えたって、『人間の模範』であり、ニュートラルな立場から彼らと向き合い、その実態をまとめることは、人として非常に見識高く、洗練されている。ドイツの哲学者ヤスパースは、『偉大な哲学者たち』の第一巻をこの四人にあてており、彼らを『人間の基準を与えた人々』とみなしている。彼らの言葉は、冷静に耳を傾ければどれも傾聴に値する言葉ばかり。それなのに、この本が激安で、アイドルの写真集がこの10倍以上することはとても滑稽である。

 

軽く数十億円を超す超プレミア級の名画がたまにガラクタとして売られていることがあるが、世間についている『値段』は、真の値打ちを正当に数値化したものとは限らない。

 

ブッダはこう言っている。

ブッダ

 

『水』の価値を人々が知るのは、それが枯渇したときだ。

 

クリー族の諺にはこうある。

 

何が本当に価値があるのか、それは、表層だけを見ている人間には、見抜くことが出来ない。

 

『皮肉屋とは、あらゆるものの値段を知っているが、何ものの値打ちも知らない人間のことである。』

 

私の知り合いの女性に、相手の収入や役職、あるいは見た目や強気な態度、格好良さだけで男の価値を値踏みするような人がいる。彼女は私よりも年上だが、そのような態度を見せるたびに彼女は私よりも『格下』に成り下がってしまっている。彼女に気に入られるためには、彼女の前で強気な態度にでて、『男らしさ』を演じ、『格好良く』振舞い、自分の力がどれほどのものであるかを誇示する必要がある。しかし、そんなことに躍起になるような人間に対した人間はいない。しかしそうしてアクションを起こさないと、『彼女からの評価』を落としてしまうのだ。

 

態度

 

滑稽そのものである。世界一の絶世の美女として数億人に注目されている人物だとしても、私はそのような態度の人間を認めることはない。『フィメールチョイス』とは、『女性が男性を選ぶ』という意味で、多くの女性の共感を得る考え方だが、それは世間一般の話だ。私には当てはまらないのである。例えば、以下の黄金律を見てみる。

 

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すると、『世の中には10歳くらいで死んでしまう命もある』という事実に直面することになる。では彼女は、その『成熟も成功もしていない人間』の価値を、どうつけるつもりなのだろうか。

 

『皮肉屋とは、あらゆるものの値段を知っているが、何ものの値打ちも知らない人間のことである。』

 

『皮肉屋』というのは、『物事を曲解している人物』という意味でもある。どこか心に歪曲した部分がある。認知の歪みが存在するのだ。そりゃあ、眼鏡が歪んでいて視界がぼやけていれば、この世も歪んで見えるだろう。

 

視界

 

 

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