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尾崎一男『一切の気取りと、背伸びと、山気を捨て、自分はこれだけの者、という気持ちでやろう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

芥川賞を受賞した尾崎一男は、自殺する直前で自分の生き方を変えた。死を覚悟したから、開き直ったのだ。この話を聞いて真っ先に思い出すのは、『サラリーマン金太郎』でお馴染み、本宮ひろ志の『まだ、生きてる…』である。同じなのだ。会社では使えない社員、家庭では使えない夫、臭い父親の烙印を押され、

 

(もうウンザリだ…思えば、長く苦しい人生だった…)

 

と、自殺することを決意する。しかし、偶然警察に捕まって、事情聴取を受けることになってしまう。自分よりも遥かに若い警官に怒鳴り散らされる。だがそれは、いつものことだった。しかし彼は考えた。

 

(俺はさっき死のうとしていたんだ。恐いものなどあるか!)

 

彼はそう思った刹那、その若い警官に向かって礼儀について、怒鳴り散らして説教した。そんなことは人生で一度もしたことがない。だが、いざ死ぬことを覚悟した人間に、もう怖いものなどないのである。想定外の展開にたじろぐ若い警官。今まで見たことのない、自分に対する態度の豹変だった。そのとき主人公は、何かを悟った

 

(もしかしたら、問題は外にあったのではなく、内にあったのかもしれない。)

 

人生はたった一度だ。そのことについて、じっくりと考えることは、人生の黄昏時を迎えて死の床に着くとき、悔いを残さないだろう。

 

 

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