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エピクテトス『この地上で最も程度が低いものは貪欲・快楽欲・大言壮語。最も高いものは寛容・柔和・慈悲心だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

いや、『この地上で』というよりも『人間の中で』の方が良い。人間中心の考え方、人間崇高主義の発想自体が間違いなのだ。従って、『この地上で』としている時点で、もう低俗である。まず人間ありきという発想は間違いだ。そもそもエピクテトスは、紀元前50年ごろの人間。キリストが生まれる50年前に息をした人間だ。

 

例えば、ガリレオコペルニクスが『地動説』を説くまでは、キリスト教で信じられていた『天動説』が常識だった。

 

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しかし真実は、『地動説』に近かったわけで、

 

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更には、地球も太陽も、宇宙の真ん中ではなかったのだ。しかし、この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』のである。だとしたら、この時代の人間が『地上で』と言ったところで、それがピタリ的を射ているかどうかとは別の話である。この時代の人間は、『天動説を信じていた(間違った事実を、真実だと勘違いしていた)』のだから。

 

さて、その辺のポイントを抑えたうえで、もう一度この言葉と向き合いたい。そうすると、それを『人間の中で』に直しさえすれば、確かにそのとおりである。

 

ゲーテは言った。

 

 

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